PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【アイラヴ祭】花ちゃん、けっぱる!

三ノ宮P「花ちゃん、合宿参加リストが配られましたよ」


花子「あ、ありがとうござんすー、プロデューサーさん」


三ノ宮P「『ござんすー』ではありません、『ございます』です。もう一度、言い直してください」


花子「ひゃあ~!またやっただー!まことすまなか……」


三ノ宮P「『ごめんなさい』!


花子「ひえぇごめんなさい!!


三ノ宮P「良いですか、あなたは今や知る人ぞ知るCMガール!あんまり歌は売れてないけれど割りと巷でブームになるくらいのれっきとしたアイドルです!せっかく有名になってきたんですから、標準語くらい覚えてください」


花子「わかってますけんどもあのぅ……反射的に出よるもんでどげんこつしたもんかと……」


三ノ宮P「はぁ……。まぁ良いです。でもね花ちゃん、人は誰しも初めからはできません。大事なのは『意志』ですよ。あなたはこの一年間で随分変わりました。ですから、方言もきっとクリアできます。ですので諦めないで」


花子「は、はい、頑張りん…………ます!!」


三ノ宮P「そう!その意気です!さて、本題の合宿参加者リストですが、とりあえず目を通してみてください」


花子「はいな!……じゃない、はい!えっと……あんれ~!『アキラ』ちゃんに『まおまお』ちゃん~!?ほぇ~、でら豪華……」


三ノ宮P「方言駄々もれ……まぁいいわ。花ちゃん、何も恥ずかしがることはないんですよ。あなたもこのリストに並べたって充分互角のアイドルなんですから」


花子「い、いやぁ、とんでもないことです……私なんかとても……」


三ノ宮P「謙遜しないの!前にも言いましたよ、謙遜はあなたを応援してくれるファンにとっては嫌みにもなるんです。それだけのファンがあなたにも居ることを忘れないで」


花子「そ、そうでしょうかぁ……まだ実感わきませんです……」


三ノ宮P「まぁ、その自信をつけてもらうためにこの合宿に行くのですから、肩肘張らないこと。それに、問題は彼女たちじゃないわ。下を見てごらんなさい」


花子「下……?えー、美水しずく……霜月ひとこ……えっと~、すまなかぁ、勉強不足で誰だか……」


三ノ宮P「ちゃうわ!!そこやない!!もーちょい下みてみぃ下ァ!!


花子「はうぅ!!方言出ただぁ!!え、えと……し、白玉きく……へぅ!!??ききききくりってその、えひぃ!?


三ノ宮P「せや……その『きくり』や……。ドレプロの『きくり』ゆぅたらあの子以外おらへん……。あの地獄の合宿にしては珍しくあまりに無名過ぎる子達ばかりやないのって思っとったらドエラいモンスター出してきよったわほんま……。えぇか花ちゃん、こないな話題性ごっつ溢れる合宿、もう二度とあらへんよ!!この際結果はどーでもえぇ!とにかく顔覚えられるよう、めっちゃ自分出してき!!えぇな!!」


花子「もんげぇ……」


三ノ宮P「……花ちゃん、ウチな、自分やっぱり持つもの持っとると思うねん。あの日、アイドルのオーディションで失敗して泣いとった花ちゃんの姿を生放送中のウチの番組が写してしもて、ノリでそのままインタビューしたら若者の間で話題になり、そのままアイドルデビューした大逆転劇は忘れへんよ。覚えとき、花ちゃん!アイドルはな、『運』なんや!!」


花子「う、運だか…!?」


三ノ宮P「せや!……こほん。昔から言うでしょう、運も実力のうち、と。ほら、もっと自信を持ってください」


花子「運……あの……でもそげな曖昧なものでアイドルが成り立つんで……?私……」


三ノ宮P「成り立ちますよ。幸運は誰にでもやってきます。でもその幸運は、勉強や努力をした人にしか理解できないの。それこそ、私が花ちゃんという金の成る木……やなくて、磨けば光る宝石に出会えたのは幸運だけど、花ちゃんにアイドルの素質があることを見抜いたのは私の『目利き』だもの。そして、花ちゃんは努力をしてきたからこうしてアイドルになれているのでしょう?それにウチだってこの通り地方の出や、都会に出稼ぎするってことがどれだけ大変か、ようわかってる。花ちゃんは立派やで!」


花子「う、うぅ……プロデューサーさん……。私……けっぱ……が、頑張りますぅ!」


三ノ宮P「その意気です!だから、この合宿も頑張りましょうね!さ、まずは標準語の練習から!」


花子「は、はいぃ!わがったです!!」


三ノ宮P「『わかりました』やゆーとるやろ!!なんべん言わすねんもう一回!!


花子「ひえぇわがりましただあぁ!!