PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【武闘大会】闘士VS弱虫【Aブロック第二試合】

 Aブロック第二試合、青コーナーからは鬼も驚く筋骨隆々腹筋バキバキの女性、グラッセ・マロンキントンが入場。まさに武道大会にふさわしい戦闘士のようなその体格は会場の空気を一変させ、大歓声が巻き起こる。今回、ドレスタニアから審判を買って出た精霊エルギスは、グラッセのたくましい姿に感激し、まだ到着していない赤コーナー『取地金しゃも』選手が入場するまでの間に余興として小さなデモンストレーションを提案した。
 対戦前に体力を減らしてしまうのではないかと心配したガーナ王があの脳筋の暴走を止めるように伝えると、グラッセは会場の中央でエルギスからマイクを受け取り応えた。
 
「心配はない!私は戦士だ!手の内を隠すような弱々しい真似はしないし、与えられた試練から背を向けたりはしない!その瓦、今ここで割ってみせようじゃないか!!」
 
 猛々しい声が会場にこだまする。高く積み上げられた12枚の分厚い瓦は、デモンストレーションで良く使われるという割れやすいノッシ瓦ではなく、職人の技術によって丹念に焼き固められた非常に丈夫なサーン瓦。鬼でさえ、3枚以上重ねられれば素人には難しいものである。学問の観点からその存在を知っていた実況のタニカワ教授はそれを説明し、人体に相当なダメージが残りかねないとしてエルギス審判に訴えたが、グラッセはそれすらも意に介すことなく口許に嘲笑うかのような笑みを浮かべた。
 身体中の全神経を右拳に集中するグラッセ。深呼吸はやがて唸り声に変わっていき、一気に気合いの咆哮を放つ。
 
「ふああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
 
 巨大な叫びは広い会場の隅々まで響き渡り、まるで波動となって、反射した振動が行き場を失い雑音のように広がっていく。その音はまさに地響き。グラッセの身体は筋肉が膨張し、ギリギリと音を立て始めた。
 そして、足先から腰へ、腰から肩へ、肩から肘へと高まった力を一気に解放し、空を切り裂くが如く思いっきり瓦へ拳を振り下ろした。
 
「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!だりゃああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
 
 爆発音と共に砂ぼこりが舞う。弾き出された破片がカラカラと音をたてて落ちていく。雄叫びが止まり、残響が静寂へ変わるその瞬間、右腕を剣のようにブンと振り回して埃を振り払ったグラッセの足元には、原型の面影すらもない粉々の瓦と三方向にひび割れた床が見えた。
 会場は割れんばかりの歓声をあげ、胸を張って仁王立ちするグラッセを称えて嵐のような拍手を贈った。かのガーナ王も顔つきを変え、一瞬だけ目を見開きつつ口許を緩めた。
 グラッセは女性でありながら男を遥かに凌ぐ、正真正銘、本物の『闘士』である。その誇り高き姿に多くの人々は優勝候補の予感を抱いた。
 
 
 
 
「(かか……か…………勝てるわけ……ないじゃないかぁ…………)」
 
 彼はその光景を、誰よりも近い距離……具体的には目の前でしっかりと見てしまった。足が震え目が霞み、溢れ出る冷や汗が足元を濡らし、急激に襲いかかる吐き気に思わず声を絞ったままの嗚咽が込み上げる。下腹部に熱をもった湿り気を感じ、不甲斐なさと圧倒的恐怖、更には耐えきれぬ後悔に涙する。
 
 そう、実はこの『取地金しゃも』選手、何を隠そう『最初からその場に居た』のである。
 
 アスラーンである彼の身に授かったその呪詛は、『恐れた対象から身を隠す』というものであり、勇気を出して入場したものの極度の人見知りが災いし、その観客たちの視線すらも『恐がってしまった』のだ。
 そして反射的に帰ろうとしたが、グラッセが入場した瞬間の突然の歓声に足がすくみ動けなくなってしまったところで、いきなり目の前に積まれていく瓦、瓦、瓦。指先すらも震え、腕すら上がらなくなってしまった瞬間にあの大きな咆哮、しまいには、丁度『股間の真下』を貫いた拳。大人の階段を登り始めたしゃもにとってはあまりにも屈辱的な、女性の目の前での失禁というダメ押し付き。尚更バレるわけにはいかなくなったしゃもの呪詛は、もはや微塵の気配すらもこの世から消え去るほどであった。
 
「(あああぁぁぁ……こんな歳で、こんなにみんなが観てる場所で……もうやだよおぉぉ……!!なんで僕ばかりこんな目に……!!う、うずらが勝手に申し込んだりしなければ、こんなことにはならなかったんだ……女の子との喧嘩ですら一度も勝ったことないのに僕なんて……勝てっこないじゃないかぁぁ……)」
 
 取地金うずら。16歳。ウソ泣きの上手い、しゃもの妹である。うずらは頭がよく、誰に対しても愛想がいい。ツインテールでアイドルのような外見と、人懐っこい性格から、取地金家は近所からも評判だった。だからこそ弱虫の兄・しゃものうじうじとした性格が目立ち、兄妹は常に比べられて育ってきたのである。だがしかし、実はこの評判はすべて天才児であったうずらの作戦であり、うずらはしゃもを踏み台にして常に世渡り上手でいたのだった。
 ある日、珍しくテストの点数が悪かったうずらは両親への報告をうやむやにするため、しゃもの名前を使ってこの武道会の申し込みをし、両親をこころの底から喜ばせた。あの弱虫なしゃもが自分の意志でこのように勇気ある大会に参加したことを祝福したのである。しゃもはうずらに頼まれて隣町まで特売のヤサイの買い物中であり、口の早いうずらは既に近隣住民を味方につけ、しゃもが気付く頃にはその期待のまなざしは引くに引けないものとなっていたのだった。
 
 かくして取地金しゃもは、うずらの策略によってまんまと武道大会に出たのである!なおうずらは現在連休を利用してクラスメイトとラビリンスまでバカンスに行っている。
 
「いつまで時間を稼いでいる、取地金しゃも!!私は逃げも隠れもせずここにいるぞ!!かかってこい!!」
 
「(ひいいいぃぃ……!!)」
 
 大声で赤コーナーに呼びかけるグラッセ。そのパフォーマンスに熱狂し巻き起こるグラッセコール。もはやこの会場は、グラッセのホームと化していた。目立つことを嫌うしゃもとは対照的に、グラッセは嫌がることなく観客のエールを歓迎する。
 
「不戦勝にはしないのか、審判!!この空気では、来たところでブーイングは避けられまい。今、自業自得で敗退した方が恥をかかずに済むのではないか!」
 
「(は……!そ、そうだ……このまま怖がったままやり過ごせば僕は居なかったことになる……!!父さん母さんには悪いけど……『どうせあいつのことだ、逃げたんだろう相手強そうだったし』って呆れられる程度で終わる筈だ……)」
 
 しかし審判は首を振る。Aブロックまさかの、二連続の選手の遅刻。もはや観客の熱はいつ冷めるかも知れない状況であったのにも関わらず、エルギス審判はそれを許可しなかった。
 
「まだだ!!彼はまだ若いが、男!!紛れもない男なんだ!!諦めるわけがない!!必ず来る筈だ、しゃも君を信じろ!!俺も信じろ!!うおぉ、負けるなしゃも!!苦しくても立て、立ってこの場に来てみろしゃもぉぉぉ!!」
 
「(なああぁぁ余計なことをしないでくれえええええぇぇ!!!)」
 
「やれやれ……。まぁ良い。逃げるならばそれも良し、来るならばなお良し。私は男でも女でも、大人でも子供でも、挑戦者には敬意を払う。だが、向かってこない軟弱者には興味などない……向こうで休ませてもらうぞ審判!」
 
 グラッセは手に持ったマイクを投げ渡し、ステージの端まで歩き出した。が、その先には……
 
「(へっ!?ま、待って!?こっち来る……!?いやそれはダメだ!!絶対ダメだ!!逃げないと、逃げないと!動け!!動けよ僕の足!!うごけええええええええええええ!!!!!!!)」
 
 そう、願い空しくすっかりと動けなくなったしゃもが居たのである。
 
「……む?」(ホニュン♥)
 
「わわわ、わぶっ!!」
 
 女性とは思えぬ身長差から、胸元に顔が埋まるしゃも。恐怖で硬直した手足は抱きつくような姿勢で固定され、固そうな見た目とは裏腹に大変柔らかいスベスベの肌の感触が密着して伝わって来る。威圧感からゴツく見えるグラッセだが、その体型は誰もがうっとりするほどグラマラス、顔つきはとても凛々しく美形であり、体温はほっこり高め。至近距離からは潤いを保ったやわらかな唇と輝く金色の眼が見える。そしてキツすぎない仄かな心安らぐ果物のようなボディソープの香りは、ティーン真っ盛りの少年には余りに刺激が強すぎた。
 心臓の鼓動音が、古代の楽器を連想される激しいBPMで喧しく鳴り響く。どれほど声を殺していようとも、百戦錬磨の戦闘の達人であるグラッセには密着した状態でのこの振動、無論、気づかぬ筈は無かった。
 
 対戦相手の、闘士の女性の肌に抱きつくこの状況、興奮を上回る程の死の恐怖にしゃもの鼓動はどんどん速度を増していく。気絶寸前のしゃもを前にグラッセは無表情で立ち止まる。
 
「……成る程。面白い。見えぬ身体……貴様、それが己の能力か」
 
 しゃもは答えない。というより答えられない。うずらのお陰で完璧な女性恐怖症となっていたしゃもが、あろうことか大胆にも胸元に顔をうずめたという事実、そして半裸の身体に密着し続けている状況が、男の本能を刺激し、思考をドロドロに溶かし続けた。至近距離から直接伝わる女性ホルモンは、彼を夢の国の向こう側へと連れて行ったのである。今、しゃもはショックにより植物人間と化したがしかし、建前の思考とは裏腹に本心の動揺は、肌を伝わる汗と鼓動、全身の熱と震えでもってすべてグラッセに伝わっていく。
 
「さて、気配を殺し、私の身体に組み付いたまでは評価してやろう。だがどうする。姿を見せぬ限り勝負は始まらないぞ。今何をしたところで、貴様の反則負けだ。……闘士ならば正々堂々、胸を張って姿を見せよ!」
 
 会場は未だグラッセコールで興奮中であり、エルギス審判は赤コーナーに向かってエールを送り続けている。会話は誰に聞かれる事もないというのに、しゃもは一言も発しない。やがてグラッセは、床から立ち込める異臭に気がついた。
 
「……まさか……。貴様……いや、君……。君は戦いに来たのでは無いのか……?」
 
 目の前の見えない塊を手で触りながら、それがなんなのかをゆっくりと理解するグラッセ。震え続けるしゃもを抱えたまま冷静に彼の心拍数を数え、額と思われる位置に掌を置いて体温を測り、胸元を濡らす涙と過呼吸ぎみの呼気の湿気を感じ取る。戦闘のエキスパートであったグラッセには、姿を見ることもなくしゃもの状況を分析でき、そして即座に理解してしまった。
 
 
 
「……(私はこの状態を知っている。……かつて、平和に暮らしていた私達一族の前に現れた野蛮な者たち……まだ幼児であった私は真っ先に捉えられ、腕の中で声を殺したまま咽び泣いた。……その時の記憶は私が最も捨てたい過去……しかし、何よりも鮮明に覚えていることだ……。この少年のように臆病で、どれだけ泣いても過去は取り戻せないと悟った時、私は……強くなる道を選んだ……)」
 
 
 
 思い出される嘆きの過去。かつてどの部族よりも優しく、命の尊さを見守ってきた『キントン族』。その生き残りが彼女、グラッセ・マロンキントン。グラッセとはキントン族の言葉で『儚さ』を意味し、マロンとは『慈しみ』の心を示す。怒りに身を任せ、修羅を歩み続けていたグラッセは、されど正真正銘の『キントン族』であったのだ。
 
「……少年」
 
 沸き立つ歓声の中、二人の静かな時間が共有されていく。震える背中を支え、恐怖を和らげようとしゃもに言葉を投げ掛け続けるグラッセ。その声は澄んでいて優しく、温かく、安心する。
 しゃもは母親のおなかの中にいるような心地よさの中で、意識を徐々に取り戻していった。
 
「……あれ、僕は……」
 
「……良く聞け少年」
 
「!!ひっ……」
 
 再び震えようとしたしゃもの身体をグラッセはひしっと抱きしめ、勢いあまって再度胸の奥に顔を埋める形になる。だが、そこに恥ずかしさはなく、途方も知れない幸せをしゃもは感じていた。
 
「私はとても強い。この身体は長い月日を注いで磨きあげた武器であり、この心は精神統一の日々を乗り越えてきた私の生の証だ。故に、君に負けることは絶対にないと言い切れる。……だが、『強い』と言ったのは体のことじゃない」
 
「……」
 
「強さとは、『勝利』のことじゃない。『肉体』のことじゃない。……どんなにみっともなくとも、どんなにみじめであろうとも、『立ち上がること』だ。……君はね、最強の私の前に、こうしてずっと立っていたんだ!君は、私が認める強い男なんだよ、少年!!」
 
「!!」
 
 気付けば、グラッセは確かにしゃもの目を、しっかりと見つめて話しかけていた。真剣そのものの表情に嘘はなく、しゃもの鼓動は激しく、されど強く、猛々しく鳴り響いている。しゃもは自分の中に、全く知らないもう一人の自分を感じていた。それは勇気ある自分。誇り高い自分。そして、いつか夢見たまま心の奥底にしまっていた、『最強の自分』である!
 
「(……今まで考えもしなかった……これが本当の僕……。一体何を恐がっていたんだろう……一体何に怯えていたんだろう……戦うことも、向き合うこともしないで、僕は勝手に自分を押し付けていたんだ……僕は、本当は強いんだ……!!)」
 
 キッと前を向くしゃも。震えは止まった。鼓動は高鳴っている。そして、一切の恐怖は払拭された。弱虫なしゃもではなく、武闘大会の一選手として、男として、そして、一人の『闘士』としてのしゃもであった。その姿は気高く、ついに誰の目にもハッキリと姿を現したのである。
 
「……ようやく会えたな。戦士しゃも!!改めて名乗ろう……我が名は『グラッセ・マロンキントン』。『優れた動体視力のシックスセンス』を持つ、誇り高きキントン族の末裔だ。」
 
「初めまして、グラッセさん。……僕はアスラーン、名は『取地金しゃも』。『己が恐怖した相手から見えなくなる呪詛』の妖怪です」
 
「……良いのか?自分の能力を、そんなにもあっさりと明かして」
 
「えぇ……。いいんです。だってきっと……」
 
「……」
 
 
 
「僕には、『二度と使えない呪詛』ですから……!」
 
 
 
 迷いのない目は、自信に満ち溢れている。会場の誰もが目を見張って驚いた。あの、筋骨隆々な猛々しい女闘士に、未成年であるあの若者のアスラーンが憶することなく対峙しているのだ。
 そして誰よりも驚いた者……それは、会場に来ていた両親であった。
 
「あのしゃも造が、あんなに強そうな選手を前に胸を張っておる……!」
 
「えぇ、お父さん……。あれが私たちのしゃもなんですよ……!私は信じていたんですよぅお父さん……!」
 
 圧倒的歓声によってざわつく会場の向かいにある実況席に座る解説のガーナ国王は、一人眉間にしわを寄せて集中した。あの少年から感じる覇気からは『素質』を感じさせる。『覇王』と恐れられしガーナだからこその観察眼である。善性か、悪性か、それは誰にも分らないが、確実にあの『取地金しゃも』という少年は……
 
 『王』としての才能が覚醒しかけていたのである。
 
 ガーナ王のその表情を見たタニカワ教授は、背筋に悪寒を走らせた。あの強大な力の予兆は、かつて世界を恐怖に陥れたという兵器『エアライシス』にわずかに似ていた。使い方次第、教え方次第で、良いものにも悪いものにもすぐに傾いてしまう曖昧な力の渦。複雑な心境の中で、ただ二人の決着を見届けるしかなかった。
 
 この短時間で著しく成長をしたあの『しゃも』という少年。彼の才能は、たった今グラッセの愛によって開花したのである。ついに、二人の決戦が今!!始まる!!
 
「よし、それでは両者離れて……試合、開始ぃぃぃぃぃぃぃ!!」
 
「来るがいい!!しゃも!!」
 
グラッセ!!これが僕の全力の力だ!!!はああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!」
 
 真正面から勢いよくとびかかるしゃも。その雄たけびの迫力は、会場の人々の心を強く震わせた。あの優男の姿は、どんなに過酷な状況であろうと決してあきらめない、まさに『英雄』の姿である。
 ある者はしゃもと共に叫び、ある者は涙を流し、その一瞬に皆が目を奪われたのである。実況席に座っている王と教授は、彼のその得体のしれぬ才能の正体を今、確信した。
 
 『カリスマ』……。弱きものの心を知りながら、強き者として立ち向かう、それこそが王たる条件。国が、時代が許していたのであれば、恐らくは脅威となっていたことだろうと元国王はのちに語る。
 
 決着はすぐに決まる。そう、誰もが確信し、長い長いその一瞬を見守った。
 
 
 
 
 
「……(少年。忘れないでほしい。人はみな強く……そして儚い。)」
 
「ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
 
「……(強さの源には、『弱さ』があるんだ……)」
 
「あああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
 
「……(そして、その弱さを知りながらも……弱さを抱えながらも『強き者』に立ち向かう姿こそが……!!)」
 
「ああああああああああああああああぁぁぁぁぁ喰らええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
 
「その姿こそが!!『真』の強さなんだああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 かくして、『取地金しゃも』対『グラッセ・マロンキントン』の戦いは決着した。
 
 巻き起こる拍手の音は選手が退場するまで弱まることは無く、
 
 担架で運ばれるしゃもの勇姿を称え続けたのだった。
 
 
「見えるぞしゃも。見えるさ。この私にも、観客にも、かの国の王にも、はっきりと見える。本当に強い、『英雄の姿』がね……。君は、恐れを知らない本物の闘士だぞ……」
 
 
 
 Aブロック第二試合、勝者、『グラッセ・マロンキントン』