PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【沿玉】にんクラ

西子「この町って、ラーメンの店無いねん。奏山旅行したときは色々ごはん見つけたんやけど、観光用の値段って高いやん?でも、安くて美味しいラーメンの店見つけてな、初めて食べてウチ感動したんよ!」
 
ツン子「ラーメンね。確かに、沿玉と言えばこの坂道商店街だけど、パンとかカフェとかパスタとか、無駄に小洒落た店ばかりよね。テナントが色々入って可愛い街になってくのは見てて嬉しいけど、私ももう少し硬派な店が立ち並んでほしいって思ってる。できれば本場『辛国』のシャイニーズマフィアとかのドンが密告始めるような湯気の脂っこい辛国料理屋とかあればいいのにね」
 
西子「えー、物騒やん。もっとこう、店主が新聞片手に客席カウンターで画質のエラいことんなってもーたテレビ観てアクビかいてるようなのがえぇよう。あとくっさいメンマ」
 
ツン子「あぁ、もちろんくっさいメンマは必須ね」
 
西子「せや。くっさいメンマはなきゃあかんねん。絶対食べれへんけども」
 
ツン子「あれは様式美よ。刺身のたんぽぽとか、柏餅の葉っぱみたいなものね」
 
西子「それとなそれとな、ウチ、ねぎはしらがねぎがえぇねん。あったま悪いくらいのせたって」
 
ツン子「しらがねぎか……。でもあれ、歯に挟まるのがね。決まって奥歯なんだけど、とろうと思ったら縦に割けるのよ。お陰でとれてるようでとれないから私はパス。そんなことよりまずにんにくクラッシャーよ」
 
西子「にんにくクラッシャーって何?えらい強そうな名前やなぁ……」
 
ツン子「にんにくクラッシャー知らないの?コレよ」
 
西子「持ち歩いとんの!?って、なんやこれ、まつげ引っ張るやつに似とるね」
 
ツン子「これ、外国のレモンとかしぼる奴をニンニクに起用したのが始まりの、ラーメン店専用アイテムなのよ。外国の方がワコクに来て驚くビックリアイテムの一つ。ここにニンニクを入れて握ると、大雑把に絞られたフレッシュなにんにくが外気に触れて劣化する前にすぐ味わえるってわけ」
 
西子「すごぉ!!画期的やん!!ウチも欲しいわ~!!どこに売っとんの?」
 
ツン子「ドン・キングホースとかに売ってるわ。爆安の殿堂」
 
西子「なんや、ドンキンにおいとるん……あんまり珍しくないんやね……。ロマンないねんなぁ……。それにドンキンゆーたらでっかい駅にしかないやん。結構電車乗らなあかんわ……」
 
ツン子「でもこれ持ってる人は今のところ一人も見たことないわ」
 
西子「ほんまに!?やっぱりレアアイテムなん!?」
 
ツン子「えぇ、間違いなくレアアイテムね。きっと遊戯帝カードでエクゾディオスをコンプしてる人の数より少ない割合だと思うわ」
 
西子「凄いやんー!!ほんなら見せてーな!!絞ってるとこ!!ウチにんにく食べれへんけど絞ってるとこ見たいわ!!」
 
ツン子「嫌よ。臭くて持って帰れなくなるもの」
 
西子「なんでやねん!!使うために持っとるんちゃうん!?なんで持っとるんソレ!!」
 
ツン子「決まってるわ。衝動買いを自慢したかったからよ。やっと見せ場が回ってきたわね、満足したわ」
 
西子「……一応聞いとかなあかんと思うから聞くんやけども、いつから持っとん?」
 
ツン子「高校の二年からだった気がするわね」
 
西子「長っ!!数年越しやん!!しかも未使用なん!?」
 
ツン子「もちろんよ。にんにくを外で食べれるほどの度胸はまだないわね。いずれ思いっきりマシマシにするのが夢よ」
 
西子「全く乙女らしくない夢やなぁ……」