PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【学園】姉の為にハロウィーン

「ソッテツ~!!」


「ソッテッツゥ~~!!」


「出たな悪魔姉妹……お前らが来るのは予想済みだ!!これでも持って何処かへ行け!!」


「なぁにこれは……お菓子?」


「お菓子なんていらないんですけど……」


「なっ……!!じゃ、じゃあなんなんだ!!一体何のようだ!?」


「いーい?ソテツ。私たちはいつまでもお菓子で喜ぶ子供じゃなくってよ?おわかり?」


「っていうか、このお菓子もしょーもないものばかりなんですけど!」


「まぁ!このペロペロキャンディとか!こんなもの女の子にあげて、ペロペロする様子をみたいだなんてやらしいんだから!うふふ」


「ちょっと!きもいんですけど~~!!くすくす」


「ち、ちがっ!!そんなつもりじゃない!!第一、俺はお菓子なんて普段食べないんだ……その、お、女の子がどんなのが好きかなんて、わ、わかるわけないだろ……!!」


「女の気持ちがわからない男子……くすくす、それでも男?情けないんですけどー」


「な、なんだとっ!?く……言わせておけば……」


「落ち着いて?ソテツゥ。いーい?女の子を喜ばせたいのなら、子供扱いしちゃダメよ?女の子は男の子に負けたくないの」


「ぐ……そ、そうなのか……?」


「そーよ。ま、男なんていつまでたっても子供なんですけど」


「うるさい!お前たちこそさっきからそうやって子供扱いして!!」


「え、怒っちゃう?この程度で?ほら、そういうところが子供なんですけど~!!」


「うっ!!こ、この……お、怒ってない!怒ってなんてないさ……!全然な!!」


「まぁまぁほらほら、ソテツゥ……いーい?大人だって言うなら、子供じゃないことをアピールしちゃダメよ。まるで背伸びしたちびっこみたいなんだから……」


「な、なるほど……強がると、子供扱いされるのか……」


「そーそー、良い男っていうのは、女を優位に立てるわけ。ま、子供にはわからないんですけど」


「……認めれば良いんだな、自分の未熟ってやつを……」


「おっ?」


「あらあらふふふ」


「わかった、観念するさ。この件に関してはお前らの方が詳しい。な、なら、例えば歳上の女性にハロウィンらしく喜んでもらうには、ど、どうしたらいいと思う?」


「!?」


「!!」


「(はっは~ん……分かりやすすぎてにやけが止まんないんですけど~……)」


「(ちょっとちょっとカルピス、良いこと思い付いちゃった!い~い?あのね……)」


「(!!それ最高なんですけどー!!さすがポカリスお姉さま超エグいんですけど!!)」


「ハロウィンで、歳上の異性の相手を喜ばせたい。なるほど~。それならソテツ、いーい?大人の女性というものは母性に飢えているのよ」


「ぼ、母性……?」


「そーそー。構われるより構ってあげたい、男のわがままにつきあってあげたい、そんな風に考えるわけ。ですけど」


「それってつまり、こっちが構ってもらおうとすればいいってことか……?」


「そーよ。いーい?ハロウィンは子供の行事……それはある意味チャンスです。今日一日だけ子供に戻れたら、きっと大人の女性は喜ぶことよ?」


「た、例えばお前たちもそれで喜ぶのか……?その、……こっちからトリックオアトリートって言えば……」


「もっちろーん!そんな風に声かけられたら、高級なお菓子たっくさんあげちゃうんですけどー!!」


「そーよ!それが近しい人なら尚更よ?いーい?例えば良くできた後輩や……かわいい弟なんかだったら特に!」


「な、なるほど……為になった。さっきは悪かったな、お前たち!」


「別に気にしてないんですけど。くすくす……」


「どういたしまして。ふふふ」


「それじゃ、俺は用事があるから。それはもういらないからやるよ。誰かにあげてもいい。じゃあな!」

 

 


「あーあ……『ToT作戦』、結局台無し。ま、結果オーライですけど」


「そうそう、結果的に成功よ。でもお菓子がもらえたのは予想外……」


「そうね、だって、大人の私たちがやりたかったのは……」


「『トリックオアトリック』なのですものね……!!うふふ……」


「くすくす……あれ?ポカリスお姉さま、これみて欲しいんですけど」


「おや……?ブランドもののお菓子……なぁにソテツったら、素敵なプレゼント持ってたのに……うふふふ」


「貰っちゃったしぃ、せっかくだからいただきますけどー!!」


「当然ですことー!!うふふふふ!!」

 

 


自宅・ナナクサ道場

 

 


「よ、ヨモ姉!!」


「なんです、藪から棒に」


「そ、その、今はハロウィンじゃないか!」


「それが何か?」


「い、いやー、その……」


「そのような軟派な態度は男らしくありません、ソテツ。男児たるもの、ハッキリもの申しなさい」


「わ、わかったよ、言うさ!と、トリックオアトリート!!」


「……」


「……(あいつらが正しければ、これでヨモ姉も喜んでくれる筈だ!)」


「……は?」


「えっ」


「……大の男が恥も知らず、よりにもよってお菓子などと軟弱極まる物に赤子のごとく駄々をこね、あまつさえ女人に対し従わなければ只では済まさぬと恫喝紛いの不埒な真似を……外道に落ちたかソテツ」


「え、いや、そんなつもりでは、た、ただ……」


「口答えをするな愚弟が!!男であれば女を我が物に出来ると勘違いした鬼畜の性根、我が平手をもって骨の髄から叩き直してくれる!!」


「えぇぇ!?ちがう!!誤解だ!!た、ただ俺はハロウィンの戯れのつもりで……!!は!?も、もしやあいつら……謀ったな!?」


「遊びで人を誑かす者があるか!!尻を出せこの……馬鹿弟子がっ!!」


「い、いたいっ!!いたいっ!!ごめんなさい!!ごめんなさいぃ!!」ベチンベチン

 

 

 

 

「此に懲りたのならば、今一度頭を冷やし反省することです」


「う、うぅ……すみませんでした……」


「そんなつもりではなかった等と、軟弱極まりない言い訳などする前に、己の言葉に責任をもちなさい。自分の立場を弁え、慎んだ行動をとるのです。いいですね?」


「はい……(くそう……喜ぶどころか怒らせたじゃないか……)」


「ではソテツ、お菓子を出しなさい」


「……へ?」


「『お菓子を出せ』と言っているのです。それとも、『先程のように』悪戯をされたいと?」


「そ、そんな、だって先に俺が……あ、あのお菓子もアイツらにあげちゃったし……無いものは無い……」


「……余程悪戯がお気に召したようですね……仕方ありません」


「……ヨモ姉……?」


「お菓子が無いなら尻を出せソテツ!!」ガタッ


「ひ、ひえぇ!いやだあぁぁ!!」ダッ


「逃がさん!!悪戯が欲しいのだろう!?男に二言などあるものか!!」シュバッ


「話が違うじゃないかぁ!誰か助けてえぇぇ!!」

 

 


「(あぁ、ソテツが自分からいじめて欲しがるなんて、全く、とっても姉想いな子なんですから……♥)」


「あ、あいつら!!覚えてろよ!!うわあぁぁ!!」


「待たないか!!この馬鹿弟子がー!!!」