PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

聖騎士対話

カリソン「ダメだ、やはり俺は看過できない。このままではこの国は腐る一方だろう!我らは何のための聖騎士か!!」


ルマンド「まぁ待ちなってカリソンの旦那。おたく、陛下の話になるとすぐ激昂してちゃ会合の意味無いっしょ」


カリソン「貴様は何故そこまで楽観的なのだ!!今は戦時中、こうしている間にも他国は戦果という名の殺戮を繰り返している!!だというのに我が国の暴虐王ガーナめ、これを黙って見ていろなどと、奴に倫理の概念はないのか!?勝てばいいなど、誇りの欠けた悪魔の考えだ!!」


ルマンド「ですからね、その直線的な脳ミソがめんどくせーって言ってんですわ。他の騎士さんは北に遠征中、頼みの綱の殿下の坊やは失踪中、敵は東で待機中。フリカッセとは休戦してるがあちらの大将はご隠居決め込む元国王に対し、妖怪研究発覚の件でべらぼうな確執を持ってるときてる。そこいらの国がこの城を攻めないのは、おたくの狂気じみたジャイアントキリングの影響ですからねぇ、おたくが前線に出た時点で裏側は詰みですよ?」


カリソン「しかしルマンド卿!!貴様はこのままで良いとでも!?納得のいく答えを聞かせてもらわなくてはおさまらん!!」


ルマンド「はいはい、さっきから言おうとしてんですけどね。とりあえずガーナの王さんが俺たちに詳しく伝えないのには訳がある。まー、頭領やってて一番めんどくせーのが『説得』っつーもんで。要するにカリソン、おたくは『兵』で『軍師』じゃない。作戦なんてごちゃごちゃしたこと考えてるより一刻も早くぶっ飛ばすのがおたくの領分って奴ですよ。おたくが出たら国がヤバイって言ったが、ひっくり返しゃ『いるだけで守ってる』ってことっすわ。おわかりカリソン?」


カリソン「クソ!!貴様は何故そう、最後に余計な一言を添える!!……しかし、まぁ理由は理解できた。それならそう言えば良いだろう!!陰湿な赤髪め!!」


ルマンド「悪い悪い……と言いつつ、これが性分なもんで慣れてもらうしかないかもなぁ。すいませんねほんと(そーいう因縁っぽいとこ気を遣ってんだけどな、王さんは……あーめんどくせぇ)」


カリソン「とにかく貴様の言ったように俺は兵だ。作戦を10説明せんでも2か3は伝えてもらいたいものだな。でなくては万全な状態で戦闘に備えることができん。そのあたり思慮が足りないとは思わないか」


ルマンド「ま、あれだけ反抗心剥き出しにしてりゃ全投げされても仕方ないでしょ。幸い、今はドレスタニア優勢の流れだもんで、めんどくせー組はこうして茶でも飲んで待つのが最善とみたんじゃないですかねー」


カリソン「つくづく鼻につくな、貴様との会話は!!これだから野蛮な盗賊上がりに爵位なぞくれてやるものではないといったのだ!!品の欠片もない!!せめて机から足を降ろせ!!土も払え!!」


ルマンド「はいはい、わかりましたよっと。はぁー、どうして貴族てな、こー息苦しい無駄な見栄張りたがるのかね……っと」ヒュッ


メイド「きゃあ!!」(ガシャン)


カリソン「!?馬鹿者!!柱にナイフを投げるなと何度も言ってるだろう!!君、怪我はないか!?」


メイド「だ、大丈夫です……申し訳ございません!!私、その、お話し声が聞こえたものですから水を、と……」


ルマンド「おーっと、悪いね。つい手癖で……新人かい?怪我してたら大変だ。カリソン卿、俺はこの子を送ってくんでお開きってことで」


カリソン「当然だ。責任をもって送り届けて差し上げろ!君!その男の言葉はあまり信用しないことだ!婦人であれば見境のない奴だからな!!」

 

 

 

 

ルマンド「はぁー、バカリソン。余計なこと言ってくれちゃいましてねぇ……。ま、手が早い俺がわりーんですけどね?」


メイド「あ、あの……私……」


ルマンド「いーっていーって。何も言わなくたってじゅーぶんわかってますよ?俺もお前さんと同じタチだ。相性ピッタリって奴?はは、堅物のカリソンにはお前さんはちょーっとタイプって奴が違いすぎる」


メイド「……!!」


トッ……


ドサッ……


ルマンド「『そのための俺』だよ。ったく、嫌な仕事させやがって……。悪く思いなさんな、『アサシンちゃん』。はー、戦争って奴は、そういうのも仕方ねぇやな、胸糞わりぃ……」