PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【学園】道場破り

ヒストプラズマ「なんでぇなんでぇ、これがカラテェィのドージョーって奴かい?おーおー盛り上がりにかけてやがる!」


ソテツ「な、なんだあんたは!ここは空手部の訓練場だ!土足で上がるな!!」


ヒスト「ワォ、こいつぁすまねぇ!しっかし勝手がわからんってんだから仕方ねぇ!詫びのひとつで勘弁してくんな!」


ユウエン「どうされましたかソテツ先輩。何やら騒がしいようですが……」


ソテツ「ユウエン、君の知り合いか?あまりにも無礼だ!」


ユウエン「1ミクロンも存じ上げませんが」


ソテツ「おっと、自己紹介が必要かい嬢ちゃん。アッと驚くこの俺様のぉ!大発光の名乗りあげぇ!!近くばよって目にもみ」


ユウエン「打ち込んでもよろしいでしょうか?」


ソテツ「思いっきりな」


ヒスト「ヘイヘイヘイ!!人がよぉ!!目をみて話してるときに野暮って奴だぜそりゃあ!?」


ラミリア「そこ!!稽古サボらない!!」


ソテツ「ラミ先輩!さ、サボってるわけじゃ無い……」


ユウエン「偶発的な事故です。誤解なさらず」


ヒスト「アウチ!?ラミリアっ!?ワッツ!?あの、おっきな胸の……」


ラミリア「あら?えーっと……確か、ヒストプラズマ君?珍しいわね、見学に来たの?」


ヒスト「ヒュウ……!嬉しいねぇ!俺の名前を覚えてくれてよぉ!いや、それとも、そりゃ忘れられねぇ良い男って顔かい?」


ラミリア「何言ってるのか良くわからないけど、同級生だし……みんな知ってると思うけど?あんた色々と有名人だし……」


ヒスト「イエスッ!!そりゃあそうだろうぜ!!なにしろこの俺様はァ、お天とさんの次に輝く伊達男ォ!眩しすぎて目が離せねえってくらぁ!!」


ラミリア「なるほど、噂通り実際巻き込まれるとキツいわね……。見学は自由だけど稽古の邪魔はしないでね?」


ヒスト「フゥ!痺れるねぇ。いかにも主将って台詞じゃねェか。でも、こんな辛気くせぇとこで踊ってるだけじゃあよ、女が廃れるぜ?どうでぇ、俺のグレートなバイクで街をエンジョイっつーのは……」


ソテツ「……待てよ。今の言葉、訂正して貰おうか。辛気臭いだと……?」


ユウエン「先輩、会話は時間と体力の無駄です。ここは私が……」


ラミリア「二人とも待ちなさい!!」


ソテツ「ラミ先輩!!」


ユウエン「何故でしょう、理解できません」


ラミリア「……はぁ。まったく、こんな軽い挑発に乗るなんて修行不足じゃないかしら?空手は心を鍛える武道、怒ったら負け。わかった?」


ソテツ「くっ……。確かに、その通りだ……」


ユウエン「……不覚。正拳突きからやり直します」


ヒスト「ヒュウ……いーい女だ……ますます勿体ねぇ……」


ラミリア「あんたもよ、いい加減にしなさい、ヒストプラズマ君。一人前の男が道場まで来てお喋りなんて、恥ずかしくないの?軟弱者!」


ヒスト「ホワイ!?この俺が軟弱者!?そいつぁ聞き捨てならねぇ侮辱だぜ、ラミリアのねーちゃんよ」


ラミリア「そう?ならそんなところにいないで用意しなさい。体験学習ってことで稽古つけてあげるから。全力でいいわよ?」


ヒスト「お、オイオイ、お前さんわかってんのかい!?女が大の男にストリートファイトってなぁ、冗談がすぎるってもんだろ、なぁ?」


ソテツ「いや、むしろここがストリートじゃなくて道場で運が良かったと思うぞ」


ユウエン「井の中の蛙


ヒスト「へぇ!?だ、だってよぉお前……」


ラミリア「そういうところよ。安心して、今私が叩き直してあげるから」シュバッ


ヒスト「ワッツ!?


ソテツ「……あれ、もしかしてラミ先輩怒ってるんじゃ……」


ユウエン「あの上段蹴りから伺うところ、加減する気無しかと」


ラミリア「どうするの?勝負する?それとも尻尾巻いて逃げる?」


ヒスト「お……俺様ぁこのかた一度だって女に拳向けたこたぁねぇんだぜ……バカはよくやったもんだけどよぉ……それをおめぇ……」


ラミリア「あら、気遣ってくれてる?ありがと、でも私弱い男に気を遣わせる程『弱虫』じゃないから、遠慮しないで」


ヒスト「ハッ、口は減らねぇのが女ってもんだ!いいぜ、今回限りは特別にィ!紳士らしく相手しようじゃねぇですかぃ!オラッ!!」ブンッ!


ラミリア「何それ?」ペシッ


ヒスト「ワッッツ!?!?


ラミリア「手加減無用って言ったでしょ?油断してると……」


シュバババッッ


ラミリア「こうよ?」


ヒスト「!?!?な、何……?」


ソテツ「正中線三発……当ててたら医務室でモーニングをとるところだったな」


ユウエン「頭と局部も狙えるスピードです。なんだかんだで加減してもらえてるので安心です」


ヒスト「ワアァァッッツ!?!?


ラミリア「目、覚めた?ウチの空手は寸止めしないわよ?」


ヒスト「シット!!オーケー、こいつぁデンジャーなファイトってこたぁ伝わったぜ……ど、どうやらマジにならねぇとヤベェのは俺様の方ってことだな……てやんでぇ!」


ソテツ「お、ファイティングスタイルをとったぞ」


ユウエン「典型的な対人の素人構え。気休めかと」


ヒスト「HAHAHA!!こいつが見えるわきゃあねぇ!レクチャーしてやろうじゃねぇの、映画『ロックィー』を10回も観て身に付けた黄金のライトアッパーの威力をよぉ!!泣いて逃げるのは今の内だぜラミリアさんよぉ!!」シュバッシュバッシュバッ


ラミリア「えい!やぁ!とぅ!!」ペシッパコッポムンッ


ヒスト「アゥチッ!oops!ノーッ!!待て待て!!待ちやがれべらぼーめ!!」


ラミリア「手合わせ中に喋らない!!舌噛むわよ!!」


ヒスト「ば、ばっきゃろっ!!イテッ!!おまっ!!アゥッ!!やめろぃやめろぃ!!」


ソテツ「完全に自分から当たりに行ってるよな」


ユウエン「拳を打点に添えているだけですから自滅と言えます」


ヒスト「なんでぇなんでぇ!!何がどうなってやがんでぃ!!どんな手品使ってやがる!!きたねぇぜお前さんよぉ!!」


ラミリア「言いがかりよ。今の隙に何十本も打ち込めたけど、ちょっとかわいそうだったから」


ヒスト「ち、チキショウ!!仕方ねェ、こいつはとっておきだったがここで使わなけりゃ男が泣くってなもんだ……卑怯とは言いなさんなよ!知る人ぞ知る俺様のぉ!!最後の奥の手いざ刮目!!うおおぉぉぉ!!!」ダダダダ


ソテツ「な、なんだ!!奥の手って!!」


ユウエン「恐らくただの突進かと。あの構えからはそれ以外想定不可です」


ラミリア「捨て身のタックル……!考えたわね、これなら当てるだけでも充分な威力だけど……そうはさせない!!」シュッッ


ソテツ「足払い!!そうか、慣性がついている分これは避けられない!!」


ユウエン「本当に無計画な突進とは……」


ヒスト「ただのぉ!!タックルじゃぁ!!芸がねェってこったろぉ!!


ソテツ「……なっ!?


ラミリア「え!?


ユウエン「はっ!!


ヒスト「ヒストプラズマぁぁぁ!!漢のおぉぉぉ!!大ッッ!!発ッッ!!光ォォォッッ!!」カッッ!!


ラミリア「うわっ眩しいっ!!」ヒュッッ


ヒスト「なにぃ!?!?


ズゴォォッッ!!


ヒスト「オゴォッッッ!!??


ラミリア「あ、しまっ!!モロ決めちゃったっ!!ちょっと、大丈夫!?驚いてつい……!!」


ユウエン「鳩尾、クリーンヒット。失神です」


ソテツ「うわぁ……ラミ先輩の鳩尾正拳突き……考えたくねぇ……」


ラミリア「ち、違うわよ!!当てる気なんて無かったんだから!!ほんとに!!あ、あはは……とりあえず担架!!医務室!!


ヒスト「ラミ……リア……」


ラミリア「え!?喋れるのあんた!?」


ヒスト「……惚れ……たぜ……ラミリアの……姐さん……よ……」ガクッ


ソテツ「……」


ラミリア「……度胸だけは、認めてあげるわ……」

 


後日

 


ヒスト「たのもぉー!!


ソテツ「あ、お前!!昨日の!!」


ユウエン「本来三日は立ち上がれない筈ですが……」


ヒスト「オイオイ、一応俺は上級生ってのは忘れてもらっちゃ困るねぇ。ま、今日からはお前さん達が『先輩』だがな!」


ラミリア「ほらそこ!!サボらない!!」


ソテツ「ら、ラミ先輩!!あ、あいつがまた……」


ラミリア「ちょ、あんたもう立って大丈夫なの……!?信じられない……」


ヒスト「まぁまぁ、こまけぇ湿気た話は今日は無しってな。よぉよぉ、入部ってのは一体どうすればいいんでぇ?」


ソテツ「は!?」


ユウエン「冗談でしょうか?」


ラミリア「ちょっ!ヒストプラズマ君、空手部入りたいの……!?それなら先生に入部届け出せばいいけど……本気?」


ヒスト「あぁ。本気だぜ。俺様はよぉ、見えちまったんだ……。あのお前さんのナイスパンチがリバーを抉ったときによ……。一面の星が目の前で輝いて……


ユウエン「幻覚症状と思われます。治しましょうか?」シュッ


ソテツ「いや……手遅れだろこれ……」


ヒスト「だからよ!!俺はもっと輝きてぇ。ここでなら輝けそうだ!!これからよろしく頼むぜ、姐さん!!」


ラミリア「え、えぇ……!?!?姐さん……!?」


ヒスト「おうよ!!俺はあんたについていくと決めた!!シショーとスシだ!!


ソテツ「弟子な」


ヒスト「こまけぇ野暮なこと言うない!!ハハハ!!よろしく頼むぜ先輩達よぉ!!」