PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【アイラヴ祭】最後の約束

ひじき「……そう。本当にあの子なのね……」


セレア「うむ。確かに伝えたのじゃ。……それで、どうするのじゃ?」


ひじき「決まってるじゃない。……あの子には、全身全霊で応えるわ」


セレア「ひじき……」


ひじき「約束だったわよねぇ……。まさか、こんな日が来るなんて思わなかった……」


セレア「……」


ひじき「ねぇ、私ね……。ランちゃんのインタビューをみて『怖い子』って思ったの……」


セレア「不気味じゃったからのぉ……あれは、誰でも怖いと思うのじゃ。無理ないのじゃ」


ひじき「いいえ、不気味だったから怖かったんじゃないわ……今、それがわかったのよ……その予感の意味が……」


セレア「……」


ひじき「……『勝てない』かもしれない……。どんな手を使っても……何をしても……私はランちゃんに『負ける気がする』って思ったのよぉ……」


セレア「ひじきが?らしくないのじゃ、本質を選んで、勝ち負けの結果そのものにこだわらないひじきがのぉ……」


ひじき「怖い、と思うことは、本心が侵食されたときに起きる防衛本能……脅かされれば怖いと思うのは普通よぉ……。私は、ランちゃんに負けたくないの……負けたくないから、負けがこわいの……だって……だってランちゃんは『勝ちたい』と思ってないわ……」


セレア「勝ちたいわけじゃないなら、いったいなんなのじゃ……?」


ひじき「『勝たせない』って……ランちゃんは思ってるのよぉ……。それは今まで、私が『勝ちたい』と思ってきた相手にしてきたことよぉ……」


セレア「ランは一体、何が目的なのじゃ……ひじきにはわかってるのじゃ?」


ひじき「……えぇ。結果とはいえ、序列6位はレン君に渡した席よ……。私と同じように、レン君が手に入れた席を死守するつもり……。セレアちゃんは知ってるでしょう……『私が6位を護る理由』を……」


セレア「……うむ。そこは、お主の永遠のライバル……『喜多見カリンの席』なのじゃ……」


ひじき「……約束なのよぉ。『あの子に勝つまで私は上に上がらない』って……」


セレア「……なら、今回の対バンでお主が勝ったら……」


ひじき「ifの話は嫌いよぉ。夢見ちゃうもの……。けど、また私にも『勝ちたい』って思える日が来るなんてね……ランちゃんに感謝しないといけないわねぇ……」


セレア「しかし、忘れちゃいけないのじゃ。お主の対戦相手は、カリンじゃない……。ランなのじゃ……!」


ひじき「……そうね。そうだったわね……。ありがとう」


セレア「一人で平気なのじゃ?」


ひじき「子供じゃないのよぉ……お行きなさいな……」


セレア「……のじゃ」

 

 

 

 

『@¥₩¥&&#<÷÷₩"%◇♭*<₩¥¥@』


待たせてごめんなさい、ひじき。


『~~₩%"\#¥#¥☆^^♭*#"』


決着をつけましょう。

 

 

 

 

ひじき「……今更勝ちたいだなんて、私……馬鹿ねぇ……。本当にお馬鹿……」