PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【アイラヴ祭】はるると駒込、博物館デート【外伝】

ギャル男「大人二枚でェ~」


館長「かしこまりました。お会計、3200円でございます」


ギャル女「ちょっとオバサンさァ、あたい達みてわっかんないわけェ?」


ギャル男「これこれェ、カップル割引、忘れてるっしょ。大丈夫?(笑)」


館長「はぁ……。それでは、カップルである証明をお願いします。度合いが高いほど値引き致しますので」


ギャル女「なにそれ?そんなんあんの?マジ?うける(笑)」


ギャル男「俺たち試されてる?(笑)しかたねーべ、ゆっこ、ちゅーするか(笑)」


ギャル女「オバサン嫉妬とかやめてよ(笑)ゆーくん、ンチュー♥」


館長「……(はー、でたでた。こーいうの)」


ギャル男「これはいったっしょ(笑)(笑)(笑)全額値引きっちゃう??」


ギャル女「あたいらイチバンじゃね??(笑)うける(笑)」


館長「3150円になります」


ギャル男「は?」


館長「3150円になります」


ギャル男「ちょっとまてよ、なめてんの?超カップルじゃん。超ムカついたわ、ゆっこ帰るべ」


ギャル女「何キドってんの?ダサいよオバサン。むかつき」


館長「ありがとうございましたー」

 


受付嬢「ちょ、ちょっとぉ館長ぉ!めっちゃ酷くないですか今のぉ!」


館長「酷い?酷いのは向こうでしょ。カップルなめてる残念なキッズに『愛の結晶展』の価値なんかわかるわけないの。ここは神聖な博物館よ。見る目がない子は帰ってもらうわ」


受付嬢「でも、キスするほどのカップルですよ?五十円だなんて……」


館長「はぁ……あんた、愛ってものをぜんっぜんわかってないわね。あんなカップル、どうせミスって子供作って男が逃げて破綻するコースよ。そこに愛なんてないわ」


受付嬢「うわぁ偏見に満ち溢れてる!!流石、四回も男に逃げられて愛に飢えてる若くない若奥様!!」


館長「言葉を慎みなさい、五回よ」


受付嬢「訂正していいんですかそこ!!」


館長「おっと!お客様よ!仕事に戻りなさい!」

 

 

***

 


はるる「博物館の空気って、ど、ドキドキしますよねっ!特別な空間といいますかどうですか……(は、博物館ってこんな静かなところなんだ……。お、落ち着かない……)」


駒込「俺は静かで落ち着くなぁ。でも誰かと来たのは初めてかもしれないな」


はるる「は、初めてですかっ!!そうですかっ!!やりましたね!!(初博物館デートゲットぉ!)」


駒込「中に入ったらあんまり声出しちゃ駄目だからな?どれどれ、今日の展示は……おっ、『愛の結晶展』だそうだ。はるるらしいなぁ」


はるる「『愛の結晶展』!?(ななな、なんですかそれはっ!!展示品まで見てませんでした!!)」


駒込「とりあえず一周してみよう。受け付け済ませるぞ」


はるる「あ、愛の結晶……。駒込さんと……愛の結晶……無言で……」ドッキドッキ


館長「ようこそおいでくださいました。本日はどちらのご予定で?」


駒込「『愛の結晶展』で。大人二枚お願いします」


はるる「かしこまりました……。3200円でございます」


駒込「はい」


はるる「はっ!?こ、駒込さん!!タンマ!!タンマですっ!!」


駒込「ん、どうした?トイレか?」


はるる「違いますっ!!その、えと、か、かっ!!かっぷるっ!!あの!!」


駒込「あぁ、すまんすまん、忘れてた。ホームページ見たんですけど、『カップル割引』っていうのやってます?」


館長「!」キュピーン


受付嬢「(館長の顔つきが変わった!?)」


館長「ホームページをご覧いただいたのですね。こちらは当館オリジナルの『申告型サービス』でございまして、お教えいただいた男女ペアの『恋人同士』のお客様が対象でございます。失礼ながら、お二人は恋人の関係でお間違いないでしょうか?」


駒込「ん?いやまぁ、正確に言えば違……」


はるる「わぁーっ!!」バタバタ


駒込「うおっ!!なんだなんだ!?」


はるる「(恋人って設定じゃないと無効になっちゃうんです!!ここ、恋人のフリを全力でお願いしますっ!!できるだけ迫真に!!一生のお願いですっ!!)」


駒込「おぉ、なるほど」


館長「お客様……?まさか恋人同士ではないと……」ジロッ


はるる「恋人ですっ!!ラブラブなんですっ!!愛してますっ!!本気です!!ねっ!!駒込さん!!私のこと大好きって言ってください!!」


駒込「あぁ。大好きだよはるる」


はるる「ああぁっっっっっ!!!!!(ああぁぁぁぁっっっ!!!!)」


受付嬢「(むむ!?館長!!この二人嘘くさいですっ!!)」


館長「今いいところなんだから邪魔しないで!」


受付嬢「(!?)」


駒込「割引使えそうですか?」


館長「申し訳ございません。カップル割引をご利用のお客様には『恋人である証明』をしていただくことになっております。お見せいただけますか?」


はるる「しょ、しょーめいっ!?(そそ、それってどういう……)」


駒込「恋人の証明かぁ」


館長「恋人同士でしたら、勿論証明できますね?」ジロッ


はるる「(こ、駒込さんっ!!恋人ってどうやって証明するものなんでしょうかっ!!はるるわかりませんっ!!)」


駒込「うーん、恋人なら、そうだな……」


ニギっ


駒込「これでいい?」


はるる「ひゃあぅ!?!?!?」


受付嬢「(こ、これは!!指と指を絡ませ合う『恋人繋ぎ』!!)」


館長「……それが証明ですか?」ジロッ


駒込「一応そのつもりなんですけど、やっぱ駄目です?」


館長「そうですね、手を繋ぐ事が証明だとするのは理由として些か弱いかと思われますので、『館内にいる間』も繋いでいただきますがよろしいでしょうか」


駒込「なるほど確かに。わかりました、繋いでまわります」


はるる「え、ええぇぇ!?!?あのっ!?ええぇぇ!?!?」


駒込「ロケ連れてくときも繋いでたことあるだろ?数十分繋ぐくらいなら我慢しよう」


はるる「いやあのっ!!つな、繋ぎ方があの、全っ然違うといいますかっ、えっ?あの、えっ??」


駒込「ということでそれで。ちなみにいくらくらい割引してくれるんです?」


館長「……(この子……!)」


駒込「あのー」


館長「……『全額』よ」


受付嬢「(は?)」


館長「お二人は正に『愛の結晶そのもの』でございますわ!当館はあなた方を全額値引きいたします!どうぞ、お二人で心行くまで愛を育んでくださいませ!!」


はるる「あ、ああ、愛を育む!?!?ひゃぅっ!!」ニギッ


駒込「へぇ、面白いなぁ。愛の結晶だって。よかったなはるる」


はるる「はうっ!!い、今名前を呼ばないでくださいっっ!!し、心臓を落ち着かせていますのでっ!!」ドキドキドキドキドキ


駒込「?」ニギッ


はるる「ひぃん!!(こ、この繋ぎ方ぁ……!握ってる感触が一々伝わってきて……あぅっ!!)」ニギッ

 

 

***

 

 

受付嬢「館長ぉ!!あの二人絶対エセカップルですよぉ!!」


館長「はぁ……。あなた、本当に愛ってものを全くわかってないのね。本物と偽物の区別もつかないの?」


受付嬢「いや、だって男の方超興味無さそうだったじゃないですかぁ!!どうみてもカップルじゃ……」


館長「馬鹿ね。二人がカップルじゃないことくらい、話しかけられる前から気づいていたわよ」


受付嬢「えぇ!?それならなんで……」


館長「あの子……。あんな難易度高そうな男をデートに誘ったのよ。男は気づいてないようだけど……女の子の方は紛れもなく本命……。『愛に努力してる子』を応援しないで、何が『愛の結晶展』だって話よ」


受付嬢「た、確かに相当男慣れしてない感じでしたもんね……」


館長「あぁ、たまらないわ。これはキてる。それじゃ、後はお願いね」


受付嬢「は……!?」


館長「帰ってネームきらなきゃ。こんな良いネタ枯れさせるわけにいかないもの!」


受付嬢「そんなんだから男が逃げるんですよぉ!!」