PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

お試しデルマ

ジェリー「凄い音がしましたわ!?なんですの!?」


トリコデルマ「心配ないですよ。また兄さんだと思います。多分。あ、僕の勘です。違うかもしれません。違う前提でお願いしますすいません……。でもいつも兄さんは凄い音たてます……」


ユーミン「君誰?ぎゃんかわなんですけど~❗ユーミンこういう子ハグしたみあるんだよね💕」


ジェリー「そういえば、アルテルナリア様とお話ししていたら、みなさんで気絶してしまったのでしたわ!あなたが運んでくださいましたの?」


トリコデルマ「えぇ、そうです。兄さん、あ、四人衆が一人、アスペルギルスが腕試しにとガーナ陛下とエリーゼ外交官を持っていってしまったので、姉さん達と話し合ってそれぞれ会食の前にテストをしようという運びになりました……。といっても、僕のテストなんてちっぽけなものです……塵みたいなものです……姉さんたちの暇潰しのついでですから……お付き合いいただけますか?」


ユーミン「なになに?ユーミンクイズとか得意だし❗任せて任せて✨」


ジェリー「え、えぇ、構いませんことよ。でも、わたくしただの人間で、満足いただけるかどうか……」


トリコデルマ「いいえ、貴女だからこそ僕のテストを受ける意味がある。他の方には問いません。でも、貴女にだけは受けていただきたいのです。このテストは、貴女の為のテストなのですから……」


ジェリー「わ、わたくしの為の……?……もちろん、お受け致しますわ。今日のこの会食は、わたくしの我が儘ですの。わたくしだけが逃げる訳には参りませんわ……!」


ユーミンユーミンは⁉ねぇユーミンは⁉おいてけぼっち⁉」


トリコデルマ「……ユーミンさん、貴女は僕なんかよりこのテストをするに相応しいものを持っています。貴女の性格、第一印象、お話を通して感じたこと。貴女は、『陰』のサムサールでしょう」


ユーミン「いん?何それ?ユーミンユーミンだよ?」


トリコデルマ「『陰』の眼を持つサムサールには、傾向として『正』の気を纏いやすい。すなわち、明るい性格のサムサールには『負の呪詛』が宿っています。この性質は、他者に悪影響を及ぼす危険な性質です。」

 

ジェリー「なるほど……ですわ」

 

反面、『陽』の眼を持つサムサールは暗く、陰湿であり、気は『負』で満ちている。そのような性格のサムサールは『正の呪詛』を持っているもの……。これはアルビダ進化録第二版、封印の項に記されている内容で僕の憶測ではありませんので信用に足るものと思います」


ユーミン「すぴー……」


ジェリー「ユーミンさんには、少し難しいお話ですわね……。つまり、眼の能力がネガティブなサムサールさんほど、普段はポジティブになり、その反対もありえる、というお話……それと、わたくしが今から受けるテストとはどう関係がありますの?」


トリコデルマ「サムサールは非常に危険な種族です。この呪いはどちらに傾こうと、大きな悪意に満ちている。元はアルビダの禁忌から産まれてしまった種と聞きます。だけど……だけどこのサムサールが産まれた『真の理由』は僕たちの、眼を私利私欲で悪用する為なんかじゃない!!」

 

ジェリー「ど、どうしましたの……!?落ち着いて……!!わたくしは貴方の敵じゃありませんわ!!」

 

「それを今から試すんだ!!僕はこのフリカッセ国家のサムサール達を率いる四人衆が一人、『拝察のトリコデルマ』!!貴女の本質を今ここで見極めさせてもらうよ…!この『ユーミンさんの第三の眼』で!!」


ユーミン「は、はぇっ⁉もうご飯⁉」ビクッ


ジェリー「な、なんですの!?ま、まさか……やめなさい!!その眼は、ユーミンさんの眼はわたくしたちが見てしまうと……!!」


トリコデルマ「『嫉妬にまみれる』って言うんでしょ?ジェリーさん」


ユーミン「えっ⁉なにすんのちびちゃん❗ユーミンの眼は、バリヤバだよ⁉ちょ、ちょ、ちょ❗」


ジェリー「あ、あぁ……!!なんてこと……貴方……その眼を知ってて……」


トリコデルマ「大丈夫だよジェリーさん。僕だってここにいる。僕はこの眼に耐えられないと思うけど、貴女なら大丈夫だよね。この眼を視てしまったら、僕ら知的生命体には必ず内包されている『機能のひとつ』が強制的に発動してしまうだけだから。問題ないでしょ?ねぇ、嫉妬の眼は、誰に?何に?何処に?何時に?一体、どのように嫉妬するのかな。『他人が羨ましくて?』それとも、『自分が浅ましくて?』どちらも同じようでいて、全く違う。わかるよね?この眼の『本当の意味』、知ってるから来たんだよね?貴女は、ドレスタニアは、この眼を『どう解釈する』のかな?悪意が出るかな?善意を維持できるかな?『本性』はどっちかな?僕はそれをテストする……試してやる……!サムサールはお前たち人間が!!精霊が!!鬼が!!哀れみ笑うような不自由な種族なんかじゃない!!」


ジェリー「……(ユーミンさんは『嫉妬の眼』を持つサムサール……。見たものは、ユーミンさんの明るい性格やナイスバディ、声の高さ、髪の艶、年齢や性別にまで嫉妬したと言いますわ……もしわたくしがこの眼を視たとき、ユーミンさんに嫉妬してしまうのでしょうか……それとも、ユーミンさんには嫉妬しなかった場合、私が嫉妬する対象は何になるのでしょうか……わたくしの過去……境遇……今の目標……種族的な悩み……お金……?いえ、力……?わ、わたくしは……)」


トリコデルマ「サムサールの眼に理性で耐えるなんて無駄だよ。貴女が孤児を救うということは、正義感から?同情?それとも何か、企んでる?……はは、一度嫉妬してみればすぐにわかる。僕に見せてよ、『本当のジェリーさん』を……。それともやっぱり、やめておく?逃げてもいいよ。僕たちは『強い』から」


ジェリー「……いいえ、受けます。ユーミンさん、ごめんあそばせ!わたくしは貴女の眼を避けたくない。受け入れたい……!たとえ何に嫉妬しても、わたくしはそれを認めます!!トリコデルマ様!!あとで『貴方の眼』も御見せいただきますわ!!」


ユーミン「じぇりりん勇気あるぅ✨もち信用するし❗てか、パパっとクリアして絶対ご飯食べるかんね❗」


トリコデルマ「……優しいんだね。もしかしたら……貴女もパパみたいに僕を……いえ、何でもありません。それでは……失礼します!!ユーミンさん!!」


ユーミン「じゃっじゃーん‼おたちだい~✌」

 

 

 

 

ジェリー「……こ……これ……が……わたくしの……嫉妬………………」