PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【アイラヴ祭】妖怪ライブ~回想~

レン「ひじき。今日、僕は最高のパフォーマンスを披露できた。泣いても笑っても、恨みっこなしだ」


ひじき「私もよ、レン君。良いライブになって良かったわ」


レン「僕は、君のことを勘違いしてた。てっきり、妨害や嫌がらせで名を挙げているのかと思ってたよ」


ひじき「ふふ、随分な噂ね。失礼しちゃうんだから。あなたも私をそう思ってたのね、酷いわ。うふふ」


レン「そうじゃなかったって、確信したからこうして正直に白状してるんだ。……凄い相手と戦えて、これ以上ないくらい満足。悔いはない」


ひじき「……ふぅん。ま、お互い反省会は最後まで終わってからにしましょ」


レン「?どうかした?」


ひじき「なんでもないわよ。さ、お客さんが待ってるわ」


レン「あぁ、いこう!」


ひじき「(……恨みっこなし、悔いはない、ねぇ?)」クスクス

 

 


***

 

 


レン「(……はは。何を落ち込んでるんだろう、僕は。まだ勝敗はわからないじゃないか。あんなに観客を驚かせたのは初めての事なんだ。しっかりしなきゃ)」


ひじき「みんな。今日は私たちのライブ対決、観に来てくれてありがとう!自分で言っちゃうけど、今日のライブはとっても刺激的だったわ。それでは、今日の対戦相手の紹介。元有名子役にしてみんなの王子様、『琴浦 蓮』君よ!!はぁい、拍手~!」


レン「ありがとう、ひじき。そしてみんな。噂には聞いていたけど、こんなに盛り上がるだなんて予想外!今までで一番楽しい一日だったよ!」


ひじき「いままでたくさんのアイドルと対バンをしてきたけど、私あんなに美しい劇を披露されたのは初めてよ。今日のライブの曲は、新しく構成しなおした特別版だっていう情報が入っているのだけれど、詳しく教えてくれるかしら?」


レン「僕のファンの子にはきっと馴染みのある曲なんだけど、この曲はライブの頭からクライマックスにかけて一つの物語になっててね、でも今回は枠が決まっていたから、対バン用にクライマックスの曲をアレンジしてつなぎ目の少ないオーケストラ調にかえたんだ」


ひじき「ところどころの衣装変更にも注目しちゃったわ。舞台裏での着替えも大変だったでしょう」


レン「あれくらいなら大したことないさ。ヴァイオリニストのランも協力してくれてるからね。彼女はとっても器用なんだ」


ひじき「最後に、裏話とかがあったら知りたいのだけれど、何かあるかしら?」


レン「実は今回の曲は、本当はハッピーエンドなんだ。だからきっと僕を観に来てくれた人たちもびっくりしたんじゃないかな。正直に言うけれど、僕なりに君を困らせようとしたんだよ(笑)対バンって言うくらいだから、勝負しようと思ってさ。僕の挑戦、受けてくれてありがとう、ひじき」


ひじき「うふふ、どこまでも真っ直ぐなレン君に、もう一度大きな拍手を~!」


レン「どうもありがとう!みんな、正々堂々と投票してほしい。悔いのないようにね!」

 


『ワーワー!!レン様ー!!ヒジキチャーン!!』(パチパチパチ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ひじき「……嘘つき。


レン「……え……?何……?」


ひじき「ねぇ、レン君。自分が死ねば大勢が生き残る、そんな状況に立ったら、『まっすぐなあなた』はどうするのかしらね?」


レン「な、なんの話を……そんなの……」


ひじき「偽善で、理想論で、自分を殺してまで笑う『嘘つき』の姿なんて大嫌い。わたしが見たいのは綺麗で儚い夢じゃない。醜く意地汚い、人と言う生き物の本性……


レン「ひじき、君は……一体……」


ひじき「ふふ……。だから言ったじゃない。私は嘘なんてつけない。嘘なんて大嫌い。だから、今から代わりに『剥いて』あげる……あなたのそのとっても綺麗な……」

 

 

「 『 羊 の 皮 』 を ね 」