PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【アイラヴ祭】最後の一息

紫電「はぁー……はぁー……」


ひとこ「わわわ、私……私……」


タオナン「すっごい……抱きついてきたわね……ひとこ……」


ひとこ「ご、ごめんっ!!テンション上がっちゃってつい!!」


紫電「はぁー……はぁー……(ひーちゃんの胸とかすごい当たった……タオのお尻も当たった……)」


タオナン「ちょっと、紫電大丈夫……?鼻血ダバダバじゃない……鬼なのに過呼吸気味だし……」


紫電「た、タオもテンパって叫びながら隣の知らない奴タコ殴りにしてたじゃんか……あれヤバいって……」


タオナン「だ、だ、大丈夫よ、テイチョスがなんとか揉み消して……」


こはね「大丈夫なの……その人……すごい露骨にお尻触ろうとしてたから……あなたのアルファも視認してたから、証拠もメモリーに残ってると思う……」


タオナン「なんですって!?ちょっとあんた!!気絶してないで立ちなさいよ!!地獄はこれからよ!!


ひとこ「(タオちゃん、照れ隠しで無かったことにしようとしてるね……)」


紫電「(なんかちょっと可愛いな……)」


烈火「あっはっはっは!!ほんっと楽しいねしのっちのライブは!!あー、みんなおっかしいし!あは、お腹いったいー!あっはっは!!」


セレア「(ひとこはもっとぐぐっと仲良くしたい、紫電は凄いくらい興奮絶頂放心状態、タオは理性が利かなくなり、混乱してとにかく動こうとする……本性は、みんな恥ずかしがりやってことじゃのう……)」


こはね「セレア……そろそろそのとろけた恍惚の表情……直した方がいいと思うの……」


セレア「のじゃ!?」


烈火「ははは!!こはねもセレアの頭なでなでするの程ほどにした方がいいよー!!焦げるよー!!ぶふぅ!!あーっはっはっは!!」


セレア「う、うるさいのじゃあ!!そろそろ笑うのとめるのじゃ!!」


烈火「無理だしっ!!はは、駄目っ!!おかしすぎるぅーふふふ、あーはっはっは!!」


セレア「だ、駄目じゃこいつぅ!!」


タオナン「(くっ……悔しいわね……超楽しかったわ……)」


ひとこ「(ひじきさんって本当に悪い人なのかな……歌も綺麗だし可愛かったし……)」


紫電「(うわあぁぁ……鼻血とまんないよう……はわわ……感触思い出してまた……)」


こはね「烈火は無理みたいだけど……みんなそろそろ正気に戻って……。休憩が終わったら対バンのアンコールバトルが始まるの……。私たちは投票できないけれど、みんな、もしいれるならどっちにいれる……?色々なことを踏まえて、よく考えてみて……」


ひとこ「色々なこと……?」


タオナン「うーん……今は夜で、これから帰るのよね。レンのライブは心に残るけれど、センチメンタルな気分になる。対して、ひじきのライブは体力を使うわ。正直に言うと、明日寝坊する気満々だもの私」


セレア「寝坊は駄目じゃぞ……?」


紫電「俺は、耐えられそうにないな。なんか次あんなのやられたら命に関わる気がする。でも、レンのミュージカルのようなライブはたまに観るから素敵な気もするし、もう一度体験したいって意味ではひじきさんのライブが中毒性高い。ひーちゃんは?」


ひとこ「うーん……私、いつも憧れる目線でライブを観てて、かっこいいなぁって思ったのはレン様なんだけど……自分が楽しいって思うライブは初めてで、ひじきさんのライブはとってもファンの目線に近かった。素直な気持ちで言うと、レンさんのライブは質が落ちたとしてもDVDで観れるし、一度こうして観たから思い出があって、ウォーメロで聴いたときとかに雰囲気を思い出せると思う。でも、ひじきさんのライブは……次のライブじゃないと、きっとこの楽しさは体験できない」


烈火「ふー、いっこちゃんわかってんじゃん、精霊と妖怪の一番の強み。そうだよ、しのっちのライブはエキサイティングさが売り。つまり、『ライブでこそ好きになれるアイドル』ってこと。一度この味覚えちゃったらさ、次も絶対参加したいっしょ?それってつまり、どういうことかわかる?」


ひとこ「……そっか……。これが……ファンってことなんだ……。もう一度来たいって思わせる、お客が楽しいって思えるライブ……」


セレア「アイドルは華やかさだけでやっていくものじゃない。可愛いから、好みだから、応援したいから、ファンはわらわたちにそういう気持ちで観に来てくれる。じゃが、それはファン達からのプレゼントであって、義務じゃないのじゃ。アイドルのわらわたちは、何よりも『楽しんでほしい』と思ってる。才能だけではなく、その努力、感謝の気持ちが、ファンを呼ぶのじゃ。」


こはね「ひじきは……ファンをとってなんかいないの……。むしろ逆……。ファンたちに今日のライブを楽しんでもらうために、こうしてお店をたくさん出したり……対バンで戦うことでアトラクションのようなことをしたり……。インターネットの悪口や評判の悪さは、観にきてない人の捏造……。それでも、ひじきはアンチファンに対して敵意を持たず、そういう人たちを決して恨んだりしないの……」


烈火「しのっちが悪口かかれてんの、私はむっかついてんだけどさ。それでもあの子、『それでいいの』って言って、笑顔でブログ更新したりしてるんだからね。あの子、アイドルで一番かっこいいよ。本当にそう思う」


紫電「……やっぱり、そっか。レンさんは言葉が出ないほど本当に凄かったし、天帝クラスだって思ったけど今日のライブはひじきさんが楽しませてくれたのは事実だ。別の形のライブだったら勝負はわからないけれど、勝敗を出さなきゃならないなら、俺はひじきさんにアンコールをお願いしたい」


タオナン「同情はレンが一番嫌うんでしょ?だから無駄なことは言わない。ひじきに一票。ライブ終わって、私は最初からこれに決めてたもの。体力がなんだのって言ったけど勝ちは絶対ひじき。私はね」


セレア「うむ、満場一致でひじきじゃな。レンも凄かったことは確かじゃが、今回は……」


ひとこ「……待ってくださいっ!!


烈火「!!」


こはね「ひとこ……」


ひとこ「こはねさん、言いましたよね。『色々なことを踏まえて、よく考えて』って」


こはね「……うん、言ったよ……」


ひとこ「それなら私は、やっぱりレン様に一票いれます」


セレア「(ひとこ……おぬし……)」


烈火「良ければ聞かせてくれる?ひとこの考え方」


ひとこ「私、レン様のライブはDVDだけど観たことがあります。本当の事を言うなら、レン様は本当に素敵だけれど、アイドルの舞台に立ってるのが不思議でならなかった。これなら、もっと違うところでやるべきなんじゃないかって、私はそう思ってたんです。でも、今日のライブは特別にすごいと思いました。いつものレン様じゃないんだって、本当にアイドルとして、好きになりました。きっと、ずっと天帝を目指してたんだなって、この日の為に頑張ってきたんだって、そういうライブだった」


烈火「……(本当に、この子ってば……)」


ひとこ「だから私、思ったんです。『次は、レン様の本当のステージで観たい』って。色々なことを踏まえた上で、勝ち負けではなく、応援の意味をこめて……『ファンとして』私はレンさんに一票いれます!!」


こはね「……ふふ。ひとこ……」


セレア「合格じゃ、ひとこ」


ひとこ「えっ……?」


烈火「ファンの気持ちを理解してるってこと。もちろん、ばってんちゃんや中華ちゃんの出した結論も間違いじゃない。恐らく、今日はひじきが勝つよ」


こはね「けど……ファンの心理は勝ち負けじゃない……。私もレンに入れるもの……。それは、『応援』だからなの……。レンのファンは正直に勝ち負けを答えると思うけれど、きっとファンがとられる心配はないの……。ファンは、レンが大好きなんだもの……」


セレア「紫電も、タオも、ひとこも、今日の気持ちを忘れてほしくないのじゃ。わらわたち天帝からの、研修最後のアドバイスなのじゃ」


紫電「え、研修最後って……」


セレア「明日からはお主たちがステージに立つ為の努力をする。わらわも仕事に戻らなきゃいけないのじゃ」


烈火「心配しなくたって良いよ。私達もドレプロだから、会社で会うことも多いから。何かあったら聞きにきなっさい!!」


タオナン「私たちが……ステージに……」


紫電「ぷ、プロデューサーがつくってことか……!?」


ひとこ「やったー!!頑張ろうね、紫電ちゃん、タオちゃん!!」


セレア「喜ぶのはまだ先じゃー!アイドルの仕事は大変なのじゃ!!もう!聞くのじゃー!!」


こはね「それじゃ……この結末も見届けなきゃいけない……。アンコール、最後まで真剣に楽しむの……」


ひとこ「はい!!」


紫電「わかったぜ!!」


タオナン「残りの体力使いきってやるんだから!!」