PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【アイラヴ祭】『天帝7』セレアの挨拶

紫電「社長の演説なげーなぁ…」


タオナン「セコいシステム作って業界シメたからってセレブきどってんじゃないわよ」


ひとこ「ちょ、ちょっと…それは聴こえたら流石にまずいよ…」


紫電「お、『天帝7(てんていセブン)』の現覇者、セレアの挨拶だってよ」


ひとこ「えー!?生セレア様!?わぁー!私うしろの方からしか観たことないんだぁ!」


タオナン「(セブン…?セレア…?何それ、庶民のマイナーな自動車メーカーか何か?)」

 

 

『(キャー!!セレア様ー!!)(こんな近くで見れるなんて素敵ー!!)』


セレア「あー、てすてす。……皆さん、まずは合格おめでとう。ここに集まったのは、プロが見つけた原石なのじゃ。胸をはるがよい」


『(本物だー!!)(美しいー!!)(こっち向いてー!!)』


セレア「…………」


『(あとでサインくださいー!!)(憧れてアイドルになりましたー!!)』


セレア「……黙るのじゃ!」


『(…え?)(セレア様?)』


セレア「いつまでユーザーのつもりなのじゃ、そなた達。アイドルになったのじゃぞ!?」パァンッッ!!!


『(……!!)(ひぃっ…!)』


セレア「よいか、研究生。アイドルを目指すということは、ファンを味方につけるということに他ならないのじゃ。なぜファンが一個人だけの味方になるか……勝たせるためなのじゃ。すなわち、他のメンバーに勝つため、勝ち上がらせ、『天帝7』の座を奪う為なのじゃ…!勝つためには、周りをねじ伏せ、自らが上であると見せつけなくてはならない!!ドレプロ入りを果たした以上、見上げるのは辞めるのじゃ!!これからは敵同士!!妾の座を狙う敵となれ!以上!!」


『(ざわ…ざわ…)(セレア様が……敵……?)(激励じゃないの…?)(せっかく、近づけたと思ったのに……)』


セレア「(……今年も、ダメそうじゃのう……。)」

 


???「……待ちやがれ!」

 


セレア「……!」


紫電「待てっつってんだよ、ロボチビ!!故障でもしてんのか!?」


ひとこ「(紫電ちゃんーーー!!??!!??)


セレア「あれれ、ちょっとメンテナンス不足だったようなのじゃ。もう一度言ってくれんかのう?研究生?」


紫電「研究生じゃねぇ!紫電だ!!紫電!!難しいことはよくわかんねーけど喧嘩売ってるってことだけはわかったぜ!売られたら買うぜ俺は!!好き勝手言いやがって、のじゃのじゃうるせぇんだロリババァ!!なめんなよてめー!!ばーかばーか!!偉そうなこと言ったってゲーセンの格ゲーならお前なんてハイスラでボコボコなんだよ!!ウチのシマじゃノーカンだから!!誰だよこいつを天帝とか言った奴出てこいよ!!そういうゲームじゃねーからアレ!!


セレア「のじゃ!?な…なっ、なん…じゃとぉ…!?」


タオナン「私もピキーンってきたわ!ピッッキーンッ!!って!!セレアだかセレナだか日産だか知らないけどね、島国のちっこいメーカーで成功してたからって世界を敵に回すもんじゃないわ!!本場じゃATなんか通用しないんだから!こちとらそんなぬるい会社より断然GM !!なんといっても60~70年代を代表するマッスルカー、シボレーのマリブSSのパワーは最高にワルね!!天帝7?何それ?お高くとまってても私のエンジンの前では紙屑同然!「V8」「V8」!!車検なんて知らないわ!!最初から左ハンドルしか認めてないんだからね!!」


セレア「な、なんの話をしてるのじゃ一体!!」


ひとこ「(ひゃああぁぁぁっ……だ、駄目だよぅ二人ともーー!!)


セレア「(こやつ……アイドルの生命線とも言える顔に大きな傷……ゆるゆるの頭……。そうかこの鬼が、パフォーマンス部門と間違えてオーディションにうけたものの持ち前のずぶとさといざ誉められれば逆境の中でもノせられる騙されやすさで半ば実験的に最終候補に選ばれた、と噂される問題児の鬼…)」


セレア「(そして、こっちは名家中の名家、バックにつくは怖いもの知らずの黒服達…逆の意味で天井知らずの歌唱力を自信満々で審査員に披露し、「プロ確定でしょ!よろしくね!」と自己アピール、解散の合図も無視して即帰宅した強靭なメンタルをもつ人間、タオナン。どちらも尖っているが、なるほど……『大物』じゃのう。じゃけど…)」


セレア「お前達、わかってるんじゃろな?威勢が良いのは結構じゃが、大前提として実力世界。ここは、意外性だけで生き残れる業界じゃないのじゃ。そして、メディアにおける『天帝7』への待遇は、お前達の居場所を無くすことくらいわらわの一声で可能なのじゃぞ?」


紫電ぐぬぬ…(難しい単語ばっかで何言ってるのか良くわからない……)


タオナン「うむむ…(もしかしてこれ車の話じゃなかったのかもしれない……)

 


ひとこ「す、すとっぷ!すとっぷです!三人とも!!」


セレア「…のじゃ?(誰じゃ、この薄いの……)」


紫電「ひーちゃん!?(し、しまった、ひーちゃんに迷惑かけちまったか…?)」


タオナン「ひとこ!?(し、しまった、コアすぎて引いちゃった…?)」


ひとこ「すいません、セレアさん!二人ともたぶん、勘違いしてるだけなんです…けど、私、セレアさんも言い過ぎだと思います!楽屋裏でも、アイドルはアイドルだって、あなたの2014年『蘭☆蘭』12・1月特別合併号64ページ三段目の右から8行目『あなたにとってのアイドルの心とはなんですか』という編集部・坂津さんのインタビューで答えてました…!嘘つきはアイドル失格なんですよね!


セレア「ぬ、ぬぅ……!!(アルファのわらわだからこそわかるこの正確さ……確かに、いつどこでもアイドルであることを忘れず、ファンに応えることなのじゃ。いやいや、嘘じゃないぞ☆嘘つきはアイドルじゃないからのう!と答えた記憶がメモリーにあるのじゃ……。けど……に、人間の記憶力じゃない…何者なのじゃ一体こやつ…)」


ひとこ「君たちも、言い過ぎだよっ!アイドルは笑顔をあげるお仕事なんだから、笑顔笑顔!ね?仲直りしよ?」


紫電「あ、あぁ…ごめん、セレア。アツくなっちゃって……。悪かった……」


タオナン「私も、ごめんね…。別に国内車が嫌いな訳じゃないんだ…この国じゃ規制がきついから肩身せまくて…」


セレア「え、あ、そうじゃな…良くわからんが言い過ぎじゃったな……(まとまりおった……)」


ひとこ「うん、よしよし!みんな仲良くね!それと、セレアさん、お忙しい中の演説、とても身にしみました…!みんなを代表してお礼いたします。しばらくは研究生として、お近くで勉強させていただきたいと思います!これからよろしくお願いします!!」


『(ざわ…ざわ…)(誰、あの子…)(しめちゃったけどいいの…?)』


セレア「……えーっと、ごめんなのじゃ、なぜお主が代表するのじゃ…?」


ひとこ「え、だって、一応私研究生代表に選ばれたので……」


セレア「…!!(そうかこやつ……!オーディションでオール平均値、愛想も悪くなく、そつなく歌も躍りもなんでもこなし、ビジュアルもそこそこ、受けた評価は『これはこれで綺麗だしなんかもう磨く必要ないんじゃないかな的な普通すぎる原石』……あまりにも目立たないが成績は普通に良かったというドノーマルアイドルの……)」


セレア「お主、名はなんじゃ!」


ひとこ「霜月ひとこ。です。これからよろしくお願いします!」


セレア「……ふふふ、覚えておくのじゃ。みんな!!明日からの練習、厳しく行うので覚悟すること!!そして改めて歓迎するのじゃ!!ようこそドレプロへ!!お主達の成長を期待しておるのじゃ!!


『(ワー!!セレア様ー!!)(よろしくお願いしますー!!)(頑張りますー!!)』


紫電「ひーちゃんごめんな!挨拶かっこよかったぜ!」


タオナン「ごめーん!今度お菓子作ったげるから、許してっ!」


ひとこ「もぉー、心臓ばくばくだよぉ~…。まとまって良かったぁ~…」

 

 

セレア「紫電…タオナン…そして、ヒトコ、か。ふふふ、今年は荒れそうじゃのう……。本当に、楽しみにしておるぞ?ふっふっふ…」