PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【学園PFCS】街の用心棒さん

 養子として押し付けられた小娘を学校にぶち込んだ。元々喋るタイプでもない。面倒なことに拒否もしない。ガキの癖に察しがいいのがたまにキズだ。
 私は元々目が見えず耳が聴こえないが、ちょっとした力で外界を把握することには困っていない。恐らく、押し付けた団体は私の介護の意味合いも含んでいたのだろう。忌々しい、いつか殺す。
 学校の手続きは自分でさせ、書類提出に同行してやった。娘は少し不安そうな顔をしたが、それが自分の身を心配したものでないことくらいは、わかってしまう関係だ。
 帰り道すがら、私は娘の頭をパシンと叩いた。力は入れなかったが、娘はうなだれていた。面倒だったから学校の近くのクレープを買って食べた。こんなもんよりウィスキーでも咥えたかったが、娘の好きな甘いものを気兼ねなく食わせるにはこちらも喰うしかない。苦い顔をしていると、クレープ屋の店主が営業スマイルで酒を出してきてなんか喋った。

 

 殺すリストにいれた。

 

 そうして娘は今、学校に通っている。厄介ごとが起きないかと気が気じゃない。私にも豚を引き摺り廻す仕事がある。何かあっては豚の数が増えちまう。それは面倒だから避けたい。
 娘は帰宅すると私の元へ来て、様々な表情を作る。私にとって報告はその程度で充分だ。悲壮の顔を浮かべた瞬間、私は豚を増やしに向かうが、そんな私の行動をすぐに察してしまうこの娘が忌々しい。
 私としては、問題がなければそれでいい。今日は何時に帰るだろうか。仕事が進まなくてムカつく。


 ━━仕事の邪魔だ。だが、さっさと帰って来い。


 私は感情を足に込めて蹴った。街の害獣駆除の仕事も楽ではないな。キリがない。