PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

ハサマとセンセー 村長介護

バタン!!と大きな音を立てて村長宅のドアが開かれた。


センセー「おい村長!!!客人がきてるそうじゃないか!!このクソ田舎に!!!」


丸メガネの一見女性には見えない女性が大声を張り上げる。うるさい。


村長「うるっさいぞセンセー、頭に響くだろーが!!」


村長は結構よっているのか口調が崩れている。


ハサマ「あれー?新たなお客さん?」


不思議そうにしている
少年とも少女ともいえそうな見た目の人物が存在していた(意外と上戸なハサマ王)


センセー「おっ、あんたがお客さんか。私は薬師寺天助。この島で医者をやっているもんだ。みんなにはセンセーとか呼ばれてるんでね、あんたもそう呼びな」


ケラケラと機嫌が良さそうに笑っている。


ハサマ「じゃあセンセーちゃんで。ハサマだよよろしくね。」


微笑しながらこちらも名乗った


センセー「おっと、ちゃん付けかぁ〜そんな歳じゃないから、ちょっと照れるなぁ」


センセーは一瞬面食らったようだが照れたように笑っている。


ハサマ「ハサマよりは全然年下だし大丈夫だと思うよ?」


なんで年なんて気にするのかなと思いながらそんなことを言った


センセー「あー、うん。まあ他の種族は長命だったりするかもだが、私は人間なのでね。もうとっくにおばさんなのさ」


センセーはおどけたようにそう言うと、話題を変えようと思ったのかハサマに聞いた。


センセー「ところでハサマはどうしてここに?」


ハサマ「んー?なんとなく」


相変わらずの平常運転である


センセー「あー、なんとなくか。なんとなく田舎に行きたくなることあるよな。わかるわかる」


ウンウンと頷いている


ハサマ「ハサマいつもこんな感じなんだ。それでどうしてここに来たのかな?」


改めて聞いてみた


センセー「いや、客が来たならどうせ酒を飲むだろうと思ってな。酔い止めを持って来たんだが……コレは手遅れだね」


センセーはいつの間にかテーブルに突っ伏して爆睡している村長の頭を小突く。


センセー「酒に強くないんだから控えろって何度言ってもやめないんだ。困ったもんだよ」


ハサマ「依存症かな?それは困ったものだね。」


爆睡してる村長をじっと見ながら


センセー「普段は殆ど飲まないから依存ってほど酷くはないんだけどね。どうも飲み始めると潰れるまで飲む癖があるみたいだ」


センセーがバシバシと村長の頭を叩く。


センセー「おーい、寝るなら水と薬飲んでベッドで寝なよ。風邪ひいて私の仕事を増やさないでくれ」


ハサマ「ベッドまで運ぼうか?」


センセー「お、ありがたい。私は水を持ってくるよ。寝室はあの扉を右に曲がった突き当たりだ」


そう言ってセンセーは台所に向かった。
竜巻を発生させて村長を運ぶハサマ


センセー「便利な力だねえ〜」


水の入ったコップと薬を持ってセンセーが戻ってきた。


センセー「王様に介護させたって知ったら、コイツ起きた後にすごい顔しそうだよ」


ベッドに寝かされた村長の頭を持ち上げて口を開け、水と粉薬を手慣れた動作で流し込む。


ハサマ「どのくらい面白そうな顔をするんだろうねー?」


ニコニコと笑いながら一連の動作を見ている


センセー「これに懲りて酒を控えてくれたらいいんだが」


センセーは村長にテキパキと布団を被せる。


センセー「さてと。じゃ、私は他の仕事があるから帰るよ」


ハサマ「じゃーねー」


手を振って見送った


センセー「あ、知ってるかもだけど客間はあっちだからね。泊まるなら自由に使うといい」


それだけ言うとセンセーは慌ただしく村長宅から去っていった。


ハサマはセンセーを見送った後客間に着くと、自分の上に布だけ被せて瞼を閉じた。