PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

サラさんのチュリグ外交記

サラトナグはチュリグ国のグリム島に来ていた

 

サラトナグ「全く、マーチャルめ。視察してこいだって精霊遣いの荒い...でもこれは、中々どうして素晴らしい場所じゃないか!!見たことのないお嬢さんがたくさん!」


植物の事をお嬢さん等で呼ぶサラトナグ。辺りをキョロキョロ見回す。
するとやや離れたところに動き回ってる精霊達が見えた。

 

サラトナグ「ふぅむ、ここは何があるのかな...ちょっと聞いてみるかな。ここがこの国のどういった場所か、説明は君たちがしてくれたりするのかい?」


歩いていた精霊を捕まえて話を聞きだす。
建物は一つしかなく、後は畑とか栽培するところと答えた。

 

サラトナグ「では建物が主だった物なのかな。ありがとう、向かってみるとしようかな」


建物へ向かって歩いていく。
白くて高い建物までやってきた。

 

サラトナグ「背が高いんだねぇ君は...登るのが大変そうだ。お邪魔します」

 

ノックして入ると、中には動き回ってる精霊達と少数の観光客がいた。
世界各国の、数十種類の植物も展示されている植物博物館のような場所である。

サラトナグは脇目もふらず、植物の展示へ向かった。
周りを気にせず、進化がどうの構造がどうのと独り言を言いながらガン見を始める。
説明によると見た目が優れていて効果は弱めの傷薬になる植物達らしい。

 

サラトナグ「あーー!なんて可憐なんだ!!是非お嫁さんに迎え入れたい...迎えなければ...これは早急に外交を申請したい...責任者の方はどこかな?ルウリィドとの外交...マーチャルに頑張って貰うか...責任者...」


近くの職員を捕まえて、ちょっと食い気味で責任者のいる場所を聞きだす。

 

職員「あの方なら二階にいますよ」


やや引きぎみで教えてくれた

 

サラトナグ「ありがとう!2階だね、感謝するよ優しい精霊の君!」


上機嫌で2階への階段を勢いよくのぼっていく。

階段の先には一つだけ扉があり「グリム」というネームプレートだけかけてあった。
ノックをする。


サラトナグ「南東ルウリィド国から来た者なんだが、ここは責任者様の部屋で間違いないだろうか。少々お話させていただきたい」

 

本を閉じるような音に続き「構いませんよ」という女性の淡々とした声が聞こえました

 

サラトナグ「失礼するよ」


ちょっと身嗜みを整えてから部屋に入ると、椅子に座って本を読んでいたグリムがいた。読み終えた本が三冊ほど積み重なっていて、どれも分厚くて文字も細かい。
サラトナグは少々離れた所で立ち止まり、胸に手を当てて深々とお辞儀をした。

 

サラトナグ「お目通り感謝する。僕はルウリィド国から来た、精霊サラトナグ。グリム殿、で合っているかな?」

 

グリム「あっていますよ。ルウリィドからとは珍しいですね。」

 

サラトナグ「最近、他国との交流を深めて観光業を盛んにしよう、といった傾向が強くなっていてね。今、とりあえず様々な外の国を見て、文化を知ろうという段階なんだ。それで、お邪魔させていただいた次第。ルウリィド国はご存知だったかな?」

 

グリム「粗方ですが」

 

サラトナグ「それは良かった。こちらは非常に植物に対しての興味が強くてね。先程こちらで栽培されている物を拝見したが、是非とも!当国にも迎え入れたい物ばかり!それでお声かけさせていただいたよ」

 

グリム「そちらも盛んでしたね、毒でなければ構いませんが」


グリムは、持ち帰りたい植物の数や使用用途などを事務的に聞く。

 

サラトナグ「展示されていた可憐な女性!!ああいや、レディ?お嬢さん?とりあえず一階に展示されていた子がね、非常に魅力的だったんだ。少しでいいんだ。それで、譲っていただけるのは非常に有難いんだが、当国は外交条約を結んでいない国との取引は厳禁でね...そこからお話させていただけないかな、と」

 

グリム「そこからですね。こちらからも色々と聞きたいことがありましたので丁度よかったです」


言葉とは裏腹に無表情のまま受け答えする。

 

サラトナグ「そうだったかい!それは光栄、好都合だ。ぜひ、国同士の友好関係の礎にしていきたいと願っている。また、正式に会談の場を設けさせて頂いてもよろしいかな?」


サラトナグは満面の笑みで、握手を求めるように手を伸ばした。

 

グリム「構いませんよ。王も来ますが」

 

触れる程度の握手を返す。

 

サラトナグ「ああ、ぜひ。それではもう少し見させて頂いて、本日はお暇しようかな。グリム殿、感謝するよ。それではごきげんよう、お麗しいレディ」

 

サラトナグはもう一度恭しくお辞儀して部屋を後にした。