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PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

Sabbat

─ここはどこだろう……私は女性だった筈だ……。


─顔をぺちぺちと叩く。口や鼻、耳といった器官が無い。

目はあった。視界が広い。『 』の町のような雰囲気の場所だ。暗い。夜だ。

私は歩くことにした。脚がいっぱいある気がした。

 

ハサマは夜のドレスタニアもいいなと歩いていると

たまに見かける奇妙な生物とあった。

 

─よかった、人がいた。ここがどこか聞こう。目が痒いけど手が溶けててかけない。

『 』さんを思い出す顔をしてる。

美味しくはなさそうだけれど、なんとか食べられそう。

 

ハサマ「食べちゃ駄目だよ」

 

とハサマは牽制に雷を指先から放出した。

せいぜい暫く動きを止める程度の威力だ。

 

─…?何かつぶやいたのだろうか。

身体が裂けた。

くっつけなきゃ。

口を作って、裂けた半身を食べよう。早く人の形にもどらなきゃ。

もぐもぐ。

 

この生物はどうやら食べて元に戻るようだ。

いつも通り一気に決めておくかとハサマは雷を片腕に収束させることにした。

 

─人の形ってこんな感じだったかな。手が多い気がする。

上手く戻らないけど、さっきより動きやすい。さっきの人はどこだろうか。あれかな。いや、違う気もする。

 

電灯を叩いている。

私はここだ、とハサマは目印に雷を落としてみる

 

─あぁ、そこにいるんだ。教えてくれたんだ。

やっぱりいい人なんだ。入りたい。この身体のままは凄く痛いから。

私はその人に向かって飛び付いた。

 

ハサマは飛びつかれる直前に溜めていた雷を放出することで引きはがした。

足場が若干焼け焦げてしまったが数日経ったらガーナ君とかに言っておこう

………割と喰らったと思うんだけど治されそうだねあれ

 

─身体が弾けとんでしまった。

拾い集めなきゃいけない。目が見えなくなってしまった。

昔はこんなときどうしてたっけ。

代わりの物を食べたと思う。

電気は食べれたっけ。もう一度撃たれるのを待ってみることにする。

 

目が見えなくなったのかと思いながらまた雷を溜めてみる

油断は勿論しない。

 

─名前はなんていうんだろう。

私にもあったなぁ。昔は。

そう、こんな感じだったかな。


─私は少なくなった身体で、人間だった頃の形を模してみた。

顔の無い、ロングヘアーの女性になった。

 

化け物はいつの間にか変形していた。

ハサマは、何か仕掛けてくるのかなと身構えた

 

─雷は来るかな。あれだけの雷があれば、私は甦れるような気がする。

そうだ。雷を食べて生きよう。

私はこの世界で、雷を食べる人になるんだ。

でも、食べきれず吹っ飛んじゃうかもしれないな。

知らない貴方。どうか私に雷を。

私は手を合わせて祈りのポーズをとった。

 

……何故かはよくわからないけど祈りのポーズをとっている。

……雷をくれということなのだろうか。食べれるのだろうか。

……とりあえず台風をぶつけることにした

 

─突然の突風で私は飛ばされた。

どこまで飛ばされたかわからない。でも近くにいなきゃ。

私はこの世界にいなきゃ。

さっきの場所に湧き直そう。

風を食べよう。

私は、気づけばあの人の見えるところに戻っていた。

 

飛ばされたと思ったら側に居た。

咄嗟に距離を確保する。

今度は雷にするかと思いながら。

 

─ゆらゆらと私は近づいた。もっと進化できる気がした。この人といれば、もっと進化できると思った。

ふと、見上げると、空が明るくなりかけている。私は手足が崩れるのを感じた。早くこの人に入らなくては…

 

雷、竜巻、雷、竜巻といった感じで放っていると空が明るくなってきた

帰った時の言い訳はどうするか…。

 

─私は風と雷に身体を破壊されながら、あの人を視ていた。

少しずつこの世界に馴染んでいく気がした。

朝が来たから、私は次の機会を待とうと思った。


この世界で…私は何をしたらいいか考えよう…。

楽しいな……。


そして私は、朝日に照らされて消滅した。

 

やっと消滅してくれた。
ものすごく疲れた。
ハサマはちょっと意識が朦朧としてきたので、観測者が迎えに来た。

 

その日ドレスタニアは、何事もなく気持ちのいい朝を迎えた。