PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

熱だしユーミン

ユーミン「せんせー❗ユーミン熱っぽいんだけどぉー❗❗」

 

勢いよくドアを開き都合などお構いなしに突っ込んでくるユーミン
地肌は黒いが確かに顔は真っ赤。

 

レウカド「うわ!初診は紹介制だと…!そうじゃなくて、いきなり入って来るなよ誰か知らんが」

 

初めて見たサムサールの患者の顔をのぞき込む。

 

レウカド「…たしかに熱はあるかもしれんが、金は持ってるか?」


ユーミン「持ってるし❗え、何何?ユーミンの身体で払えって?せんせーエッチじゃ~ん❗」

 

ニコニコしてるが汗だくで朦朧としてる
レウカドは一切表情を変えず

 

レウカド「別の意味での身体で払ってもらうことになるぞ」

 

棚から清潔なタオルを取り出す。

 

レウカド「これで汗を拭け、それから診察だ」


素直に拭く

 

ユーミン「せんせーかっこいー系?超好みなんですけど。何でもするからさ、早く治してー…」

 

ぐーったりしている。

 

レウカド「そのかっこいー系がわからんが褒め言葉ととっておこう。何もしなくていいからそこ座って口を開けろ」


ユーミン「あーん」

 

大きく口を開ける。虫歯無し、しっかり磨かれていて歯並び良し。少し自慢げな顔をする。

 

レウカド「歯医者じゃないぞ…」

 

なにかを察したのかツッコミを入れる。舌を器具で抑え、ライトでユーミンの口内を照らす。

 

レウカド「喉の奥が腫れているな」


ユーミン「うーぃん、ひんひゃうぉ?(ユーミン死んじゃうの?)」

 

うるうるしている。頭痛が酷そうだ。

 

レウカド「この程度で死なない…ようにするのが俺ら医者だ」

 

くくと喉で笑う。

 

レウカド「熱がかなり高くなっているようだ。まずこれを」

 

カプセル型の薬と一杯の水を手渡す。

薬をもらって口に入れ水を含むが、ユーミンは薬飲み込むのに苦戦するタイプだった。
中々勇気が出ずわたわたしている。

 

止めの一言

 

レウカド「口で溶かすとそれはそれは苦いぞ、いいのか?」


ビクッとして勢いでゴクっと飲み込んだ。

 

ユーミン「に、にがいのは無理だしっ❗あ、飲めた。ユーミンえらくない?」

 

レウカド「あー、偉いな。熱はどうだ?」処方箋の袋に色んな形の薬を詰めている。


ユーミン「良くなってるっぽい…?なってないっぽい…?わかんないー❗」

 

頭はぼーっとしたまま。

 

レウカド「てかせんせーそれ何?ユーミン全部飲むのそれ⁉」

 

絶望した顔

 

レウカド「効き目はあるが、眠気に襲われる。今日は家でゆっくり休め」

 

処方箋に封をする。

 

レウカド「そうだ、これは熱を下げる薬、さっき飲んだやつだ。熱が上がったら飲む、頭痛にも効く。これは喉の腫れの薬、毎食後に一錠だけでいい」


ユーミン「……」(スー…スー…)


レウカド「…あっ、おい!」

 

ユーミンの肩を揺さぶる。


ユーミン「ふぇ…?お兄さん誰…?かっこいーね…ユーミン眠いの…」

 

揺さぶられてぐにゃぐにゃになっている

 


レウカド「医者のレウカドだ!ここでは寝るなよ宿泊費とるぞ…」

 

細い腕で寝こけそうなユーミンを抱えているが、支えきれないようだ。


ユーミン「せんせー…?胸当たってるよぉ…えっちー…」

 

ふんわりした感触。レウカドは空いた片手で素早く煙草を取り出し、煙を吐く。

 


レウカド「ユーミン、意識までは起こさなくていい、体だけ起こせ」

 

ユーミン「あいす美味しい……」

 

寝ぼけながら身体だけシャッキリ起き上がる
レウカドはみせていない幻覚がユーミンにみえたようですこし心配している。

 

レウカド「…アイスはおいしいな、うちの妹も大好きだ…さあ脚を動かして…家でベッドの上で眠っておけよ…喉が治ったらいくらでもアイスを食べていいからな…とりあえずいまはベッドで眠ろう」


診察台の方へよろよろと向かっていく

 

レウカド「おい、家でだぞ、そこは診察台だ」

 

レウカドは自分の幻覚の腕前が心配になってきた。


ユーミン「あいす…あいす…」

 

ゆらゆらとしながらドアに向かって行き、ガチャリと開いた。

 

ユーミン「せんせー、ありがと…」

 

朦朧とした意識の中で、なんとかお礼を言って帰っていった。
普段ならどんな状態であろうと診察料を請求するが、幻術が効いているので控えておいた。

 

レウカド「急患だしもっとちゃんと診てやればよかったが、無事に家に帰れただろうか。幸い、レウコトリカがいるから後でお代請求と共にむかわせるか…」

 

ユーミンはその後家で割と真面目に安静にすごし、数日後には元気に回復。
しかし、夢で出てきたレウカドと現実のレウカドを混同してしまい、ユーミンの中でレウカドはエッチなイケメンの先生のイメージが定着し、ドレスタニアの中で少し妙な噂が流れたのだった。


レウコトリカ「兄さんが、それでいいなら、レウ、それでいいよ…!」

 

なにかを悟った目

 

レウカド「違うんだ…レウコトリカ…違うんだ…」