PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

ショコラ探し

ハサマは外出が解禁されたので、いつも通り台風でドレスタニアに降り立った。
町外れを散策中である。


メリッサ「あーん!ショコラ様、ショコラ様ぁー!!」


けたたましい声が聞こえてきた。猛獣の熊が気絶している。ハサマは熊が何の外傷もなく気絶してるのが気になったのかちょっと覗いてみる


メリッサ「「「ショコラ様ぁどこですかぁ!」」」


壁にヒビが入るほどの大音量で泣きわめくメイドがひとり。


ハサマ「(あれはショコラ君のところのメイドさんかあ)」


何者かが分かった途端納得したように一人頷いている


メリッサ「あーん!!…あ!そこの方!この辺りでショコラ様をお見かけしませんでしたでしょうか!!」


目があった。ポケモンの草むらのトレーナーの如く、半強制的に近づいてくる。


ハサマ「見なかったけど一緒に探すー?」


平常運転なハサマ王である


メリッサ「お願いできますか!ありがとうございます!!チュリグの王様に会いに行く為に準備しておりましたら、いつの間にかいなくなっておりました…。こんなところ、チュリグの王様に見られたら私たち、ガーナ様になんといわれるか…」


涙をぬぐうメリッサ。


ハサマ「………ハサマそのチュリグの王様なんだけどねー。まあいいかー、早く探そー。」


メリッサ「あ!ショコラ様の特徴をいい忘れておりましたね!えっと、物凄くイケメンで美しすぎる髪の毛に、目元はキュートで唇はセクシーで、みみたぶが柔らかいのがショコラ様です!!よろしくお願いします!!」


ペッコリとお辞儀する。


美化されすぎた特徴については主人思いのメイドさんだねと片付けて探しに向かった。ガーナ元国王からある程度容姿を聞かされたことがあるのでそれを頼りに。


メリッサ「それでは、まずはいつも通り《ベリエラ海峡》から捜したいと思います!!海を渡ってしまったかもしれないので!」


二人乗りのカヌーを海に流し、オールをもってドヤ顔をする。ちなみにベリエラまでの海の距離は日本から中国位の距離。ハサマはなるべく早く見つけたいので能力で限界まで加速させた。このときの表情は海を渡ったと聞いたからか真顔である


メリッサ「きゃあぁー!速いです!まるでショコラ様みたい!!」


はしゃぐメリッサ。到着してすぐ鬼の海賊たちに情報を聞くと、ショコラという名前だけですぐ反応した。


夢霆「あぁ!今さっき俺らの干し肉を全部食べちまったんだ!!追うっつってもあいつに追い付ける船がねぇ!」


ハサマはメリッサを台風に巻き込んで追った


メリッサ「きゃー!!いつもなら海賊の大砲で飛んでいくんですけどこっちの方が速くて素敵です!!」


はしゃぐメリッサ。


メリッサ「ベリエラにもいないとするとラビリンスで休憩している可能性が高いです!」


そのままラビリンスに最高速度で向かった。
この王も完全にうさぽん目当てである


メリッサ「うさぽん、かわいいですよね!もちもちでショコラ様のほっぺたみたい…」


つくと同時に数匹のうさぽんに囲まれてフカフカする二人。


メリッサ「眠くなってきました…お昼寝タイムですね…」


二秒で熟睡し始めるメリッサ。ハサマも割と疲れたので十分ほど休憩(もふもふ)した。


メリッサ「…はっ!?いけません!寝てしまいました!!ショコラ様を探さないと!!」


一羽の伝書鳩がメリッサの元へ。


メリッサ「あ、エリーゼ様の言伝てです。えーと、何々…」


「パッチングにてショコラ捕獲。至急城へ帰られたし。」


メリッサ「はわわ…!先を越されてしまいました…」


ハサマはメリッサごと台風で城まで直接行った


ガーナ「ほわっ!ハサマ様…!?な、なぜメリッサと…」


メリッサ「この方にショコラ様の捜索を手伝っていただきました!風にのってとっても速いんですよ!いい人です!!」


ガーナ「……申し訳ない。なんというか、大変申し訳ない。さぞお疲れでしょう……。」


ハサマ「うん、割と疲れた。」


目の死んだ真顔である


ガーナ「メリッサ……このお方が……チュリグの王様なのだ……お前って奴は……」


メリッサ「…へ?」


エリーゼ「嘘でしょう貴女…嘘でしょう…あぁ…」


ガーナは頭を抱え、エリーゼは力なくふらついた。


メリッサ「み、皆様どうしたのでしょうハサマさん…?」

 

ハサマは既に疲れが限界にまで達したのか壁にもたれかかる形で気絶していた。
すると、空間に亀裂が入り、観測者が現れてハサマを空間の中へズルズルと引きずり込む。
ガーナとエリーゼはその光景に驚愕していたが、興味津々で亀裂についていこうとするメリッサを抑えることの方が先決であった。


~~~


その後チュリグへドレスタニアから最上級のお菓子がとても沢山とどけられた。
ハサマは疲れの限界で一日寝込んでいたという。
ちなみにあの日、ショコラはガーナに王室まで呼ばれていたが、偶然大食堂に出てご飯を食べていたのであった…。