PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

ツカイの野望 ハサマ(?)とツカイ

ツカイ「…ふぅ。パッチングという国に呼び出されたのも厄介だ。よりによってスコーンが居ますから。」

 

ツカイは一人石をイス代わりに座っていた。

 

ハサマ(?)「スコーン?さっき会った子のことー?」

 

ツカイ「おや、観光客ですか?それとも召喚された記憶?ええ、スコーンです。あの金髪赤バンダナの陽気な少年ですよ」

 

ハサマ(?)「同姓同名の別人かぁ。」

 

ツカイ「いえ、私がよく知るスコーンの外見的特徴でした、今は紫紙の青年ですね。私はあったことが有りますが、『紫髪のスコーンの記憶が薄れている』ので。」

 

ハサマ(?)「ふーん、面白いねー。私は観光客かなぁ?記憶ではないね」

 

ツカイ「おや、観光客。いらっしゃい。私はツカイ=パーソナル…元、スコーンの召使でした。あの野郎、平和主義平和主義うるさいので、私はしびれを切らして裏切りました。ああ、この見た目は召使の頃の名残です」

 

ツカイは執事服を見せびらかす。

 

ハサマ(?)「ふーん。まあ平和だけだと面白いというわけではないけどね。でも戦乱だけも面白くはないねえ」

 

ツカイ「平和は最高に面白くない。私はもともと『最強の悪役の記憶』から呼ばれてきましたから。…戦争だけも面白くありませんからね、私はバランスを少しづつ崩していくんですよ …ふぅ。しかし記憶から目覚めたばかりは喋りにくいですね」

 

ハサマ(?)は笑顔のまま「ふーん」と相づちをうった

 

ツカイ「すいませんね話題がなくて…私は目覚めたばかりですから。…過去の話でもしましょうか?私の覚えている、パッチングのできるはるか前の記憶を」

 

ハサマ(?)「一応聞いとくー」

 

ツカイ「私はですね。昔帝国を創ったスコーンに使えてたのですよ。ですがスコーン様は平和主義者…それをつまらなく思った私はスコーンを王位から落としたのですが…私は負けて…ああ、思い出すだけでイライラしますね」

 

ハサマ(?)は表情も変えず、クッキーを食べながらツカイの話を聞いていた。

 

ツカイ「…話聞いてます?まあ私は気づいているんです…この国がどこか狂っていることを…。過去の記憶から私達が召喚される、とかおかしいと思いませんか?魂だけの存在ではなく、種族も変わって召喚されるなど…」

 

ハサマ(?)「聞いてるよー記憶残した転生とかその辺じゃない?」

 

ツカイ「うーん…転生したのですかね、私は?…ですがおかしい。スコーンはあの姿になったのは私と死闘を繰り広げたときだけ。覚醒スコーンとでも呼びましょうか。なぜあの姿で今保たれているのか…。」

 

ハサマ(?)「同じ姿だけど力は持ってない感じじゃないのー?」

 

ツカイ「…転生というのには興味がありますね。同じ姿ですが記憶は保っていない。…転生した結果、最強の姿でスコーンは召喚された、ですが力はない…?私はどこの記憶から転生したのでしょうか。パッチング国の人々は、軽く記憶喪失ですよ?召喚する際少しだけ欠けるようです」

 

ハサマ(?)「何処の記憶かは私も知りませーん。いずれ明かされるだろうけどねー。その人々に君は含まれるのかなー?」

 

ツカイ「その人々に私も含まれます。私は…大幅の記憶を失い転生しました。…大事な記憶を。それが思い出せないだけで。…なぜ私は…此処に居る?祖国があったはず。…いえ、なんでも」

 

ハサマ(?)「大いなる「何か」の気まぐれだろーねー」

 

ツカイ「…何か?何かとは?私はなにか…記憶を忘れている。気づいているのは私だけ…もしかしたら神の気まぐれ、とかでしょうかね?」

 

ハサマ(?)「神のような力を持った別の何かかもしれなーい?」

 

ツカイ「神のような力を持った別の何か…。…そうかもしれませんね。その神とやらのせいで、私の記憶がなくなっているとしたら…。もしその神とやらで私達が転生しているとしたら…?…神は居ます。居ますがその神とこの力は関係ない」

 

ハサマ(?)「それはどうだろーねー?」

 

クスクスと笑った

 

「…私はどうにかしてでもこの記憶を暴いてやります。私はどうしてもこの国の真実に近づきたい…真実に近づいた結果、私は神となるでしょう。…待っていてくださいね。私はパッチングで、前世で負けた記録を上塗りしてやります」

 

ハサマ(?)「真実に近づいた者は真っ先に消される候補に入りまーす。それでもいいなら上書きなり神にでもなるなりご自由にー」

 

ツカイ「…では私は消されるのでしょうね。ですが私は神となりこの国の真実に気づきます。神となり私の祖国を思い出します」

ハサマ(?)「ご自由にどうぞー私は部外者なのでー」


ひとしきり笑った後ハサマは煙のように消えた。

 

ツカイ「…消えた? …不思議な人だった。…もうとっくに国の真実には気づいていますけどね、記憶が取り戻せない」


ツカイは一人高笑いをしてこの場を去った。