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PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

【ifSS】黎明神

if アンティノメル チュリグ

〜ソラはダンテを追いかけて荒野にまで辿り着いた。あのダンテをほおっておけば世界が終わるだろう。ソラは急いで荒野に来たものの…別の人物が居たのだ。〜

 

空には綺麗な白夜が広がり荒野には人型の白い影がある。

 

ソラ「……人がいるのかい?ダンテはどこなのか、教えてくれない?」

 

ソラは、綺麗な白夜を見ながら呟いた。何かの直感ですぐに白影に気づいたのだ。
今のソラは、いつもと違う、感情のこもった優しい言い方で話しかける。

 

▼ 懐かしいねー 覚醒ソラ君だー! 

 

グルリと首を360度に回したその顔はハサマ。
ただしその目は焦点が合っていない。

 

ソラ「…ハサマ王、首が…?待ってよ、目が大変なことになってるよ?…ハサマ王。ダンテが何処にいるか知らないかい?」

 

ソラは手に持つ日本刀を下ろし、ダンテの居場所を聞く。覚醒ソラくんという言い方を不思議がっている。

 

▼ うん知ってる。 まあハサマは王じゃなくて観測者の方だけどね!

 

焦点は戻っている。しかし、良く見ると先ほどより腕の数が多い。

 

ソラ「…観測者の方?」

 

覚醒ソラはある程度まで、ほんとにある程度まで観測者のトラウマは拭えている

 

ソラ「う、腕が。ハサマ王。何だか神々しいです。」

 

ソラは目の前のハサマを何かが恐ろしいと強く思っている。複雑な感情だ。

 

▼ 何か崇められちゃってるからねー
▼ まああんまり気にしてないし
▼ 信仰なくても特に支障ないけど!

 

あははと笑っている

 

ソラ「…」

 

ソラはその言葉に狂気を感じ、ぐ、と小さく悲鳴を洩らした

 

「…僕はダンテを追いかけてここに来た。ダンテを知らない?…ダンテを倒さないといけない。」

 

ソラはダンテを探している

 

▼ 空間創って隔離してるから大丈夫ー!

▼ 退屈だからとりあえず遊ぼう!? 

 

雷を纏った巨大な矢印が召喚される

 

ソラ「隔離、ありがとう。…遊ぶ!?(あんなのに当たったら僕は死んじゃう…!痛い、所じゃない!)」

 

ソラは逃げる体制を取った。観測者とのトラウマはまだ拭えていない。だがダンテと戦うため、『遊ぶ』決意をする。

 

▼ 当たっても痛いだけで死にはしないよ! 
▼ おりゃーインドラの槍ー

 

複数の腕で矢印を飛ばす。

 

ソラ「グハァァッ!!」

 

ソラは攻撃をまともにくらう。観測者とのトラウマで身体が動かせない

 

ソラ「し、死にはしない…生殺しか…?僕は…殺されるのは嫌だよ…」

 

ソラは死ぬ事にとにかく恐怖を感じている。

 

▼ え?死なないように設定したから大丈夫だよ? 
▼ 運命通りにしないと色々あるし?ダンテ消さないとね?
▼ それに私ワンサイドゲームはあんまり好きじゃないし 
▼ ほらカモンカモーン 

 

手招きをしている。

 

ソラ「設定…まあ、ありがとう…かな?痛いけど。運命通りにしないと色々あるもんね…よし、僕から行くよ!」

 

ソラは素早くハサマの方向へ移動する。日本刀のリーチを使いハサマを鋭く突く

 

▼ んー やっぱり痛いですなー 


コートは傷つかなかったものの手応えはするという奇妙な感覚があった

 

ソラ「…手応え?僕の方から攻撃していいのかい?僕は本気を出すと…この大陸が消えてしまうから、程々の攻撃になるけど。」

 

ソラは言い終わる前にナイフでコートを傷つけようと試みる。何故かコートは切れないが手応えはある。

手応えはあったようだ

 

▼ じゃあ次こっちからー 

 

今度は竜巻を纏わせた小さな矢印を複数出した

 

ソラ「竜巻付き…!?」

 

ソラはすぐに後ろに下がる。日本刀で弾いたら、日本刀が飛んでしまうだろう。ソラは避ける…最悪でもある程度まで身体に刺さる用意をした。

 

ソラ「うわぁあっ!」

 

矢印はソラを捕らえた。その後も、次々と刺さっていく。

 

ソラ「痛いッ、ああ、でも何故か死ねないんだよね、僕はかなり残酷なゲームにいる気がするよ…。…ダンテが居なくなるまでこの残酷なゲームは続くのかい?」

 

▼ いや?ダンテ君が待ちきれなくなったら切り上げて
▼ 特別にダンテ君の真後ろまで送っちゃうよ?
▼ これ俗に言うチュートリアルだからね 
▼ 隔離の範囲ちょっと広げるだけだから周りの環境に影響はないから安心して?

 

ソラ「チュートリアルでこれ!?ダンテはいつまでも待ちきれないと思うよ僕は…とにかく…今はきみと戦い腕を上げるしかないのかな?」

 

ナイフを用意する。

 

▼ そんな感じだね!さあカモンカモーン☆

 

ソラ「…はあっ!!」

 

ソラは日本刀で切りつける。その素早さは常人なら見えない速さだ。覚醒したからこそできる技である。


▼ 喰らってるばかりじゃないよー

 

複数の腕で真剣白刃取りと、何も纏ってない矢印での攻撃

 

ソラ「!!刀が!ぐはっ!」

ソラ「…それでも死ねない、僕はダンテと戦うため…」

 

フラフラと立つソラ。傷薬を怪我の場所につける

 

▼ だーかーら 死なせないってー 
▼ それしなくても終わったらきちんと体力全快にしとくよー

 

ソラ「うん…終わったら全快ね、分かった。……ダンテが暴れてる……僕はそろそろ、ダンテと戦わないといけない。」

 

▼ 何かあっちもそろそろ限界っぽいねー
▼ じゃあ全快で送るねー 
▼ 私との記憶は消えるけど経験は消えないから安心してね☆


そうしてソラは、ダンテのすぐそばへと転送されるのである。
物語は最終戦へと進んでいった。