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PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

アンティノメル襲撃、エアリス対ソラ

アンティノメル カルマポリス

アンティノメルにあるとある町に、数ヵ所同時に爆発が起きた。無差別に街中を破壊していく『敵』に対してシュン、ルーカスは立ち向かったが、敵の放つガトリングガンによってなぎ倒されてしまった。


ソラ「……!!ルーカス様!シュン!!
…ルーカス様?シュン…!!ひどい怪我だ…!『僕は』…僕は…!!」


ソラはぐったりとした二人を見て、とてつもなく強い感情に襲われていた。シュンとルーカスを傷つけた相手は許さない。ソラの目に、光が宿る。


エアリス「公平な子はいい子。不公平な子は悪い子。種族差別が行われているのにそれを対策できぬような国に、存在する資格はない」


ウェディングドレスを来た銀髪の少女だった。背中に(現代で言うステルス戦闘機型の)物体がついており、宙に浮いている。


ソラ「君がルーカス様を…シュンを…傷つけたのか!?」


ソラの目に、光が宿った。ドレスの少女を睨みつけている。


エアリス「なんじゃ?そのちっぽけなナイフでわらわに立ち向かうのか?お主も消し炭にしてやろう」


両手をガトリングガンに変形させソラに向かって掃射した。アスファルトに無数の小穴が開く


ソラ「!!」


ソラはなんとかガトリングを避ける。


ソラ「僕がナイフだけじゃ不満足かい…?ルーカス様…日本刀、借りさせてもらいます!」


ソラはルーカスの日本刀を手にし、地面に刺した。地面が割れるほど強い力が発揮されている


『敵』は空中を浮遊しながらさらにガトリングガンを乱射する。


エアリス「どうした?地面を割ったところで空中にいるわらわには勝てんぞ?」


ソラ「…っでぇい!!」


割った地面をえぐり、敵に攻撃する。ガトリングが身体に当たり、かはっ、と声を出した。『痛い』ソラは今すぐトラウマを思い出すこの状況から逃げ出したくなったが、シュンとルーカスを考えると逃げられない。
巨大な質量を持った土の塊が『敵』の頭に激突する。幼い顔は容赦なく石によって押し潰された。
だが、ガトリングガンは依然として放たれている。確かに首はもげたはずなのに、胴体だけで動いている。


ソラ「バケモノなの…!?きみは…!!なんで胴体だけで動けているの…こうなったら…!」


ソラは常人だと目で追えない速さで、敵に向かう。攻撃がソラにあたる。ソラは逃げたかった。逃げたかったがシュンの事を考えて逃げなかった。
ソラが投げた地面の下から銀色の液体が飛び出した。液体はまっすぐ少女の頭があった場所に向い、数秒で彼女の頭は再生した。
向かってきたソラを両手を剣に変形させて迎え撃つ。片腕だけでも達人と渡り合える太刀筋だ。


ソラ「うぐっ…!バケモノじゃないか!まだだ!僕は戦うんだ!信頼できるあの方のため!愛のために!」


ソラは日本刀で何とか剣を防ぐ。そしてソラはナイフを少女に投げた。


ソラ「僕は信頼できるあの方と愛する彼のために戦う…!」


エアリス「無駄だ。わらわの肉体に物理攻撃は効かん」


倒れていたルーカスが決死の思いで叫んだ。


ルーカス「奴に効くのは急激な温度変化で再生能力を失わせるか、粒子レベルまで頭部を破壊することだ!ハサマ王が一度倒している!」


ソラ「急な温度変化…!?ルーカス様、ありがとうございます!…おらぁぁっ!!」


ソラは『黎明』の力を解き放ち、一気に刀を凍らせる。
ソラ「なるべく解放したくないけど…」


ソラは刀に触れたものを凍らせる程、強い力をどこからか召喚した。


ルーカス「そうだ!あとは強烈に熱せられれば奴の再生能力はダウンする。その状態で首を切れば下半身は蒸発する!」


『敵』は感情のこもっていない、ひどく冷淡な声でいい放つ。


エアリス「ふん。この程度の冷却。わらわには効かぬ。このまま切られて死んでしまえ!」


ソラ「……はぁあっ!!」


ソラは、思いっきり日本刀に熱の力、冷却の力を込めて敵を攻撃する。その攻撃はここいっぺんの街を壊滅させられるほどの力。黎明となったソラにのみ許された攻撃だった。


エアリス「ばかな!貴様!この町を消し飛ばすつもりか?!」


『敵』は町を人質にとっていた。市街地で戦うことにより、極端な大技を抑止していたつもりだった。目に見えて敵は焦り始める。


ソラ「…街は…消しませんよ…。あなたにだけ…攻撃します…。貴方だけに一気に集中して…力を解き放つ!僕は恋人の為に…戦うようなものだ!もしダメだったら、僕を処分してくださいね、ルーカス様」


ソラはにこりとルーカスの方向を向くと刀を持ち走っていった。


エアリス「これで充分か……ハサマと言い、お主と言い、強い者が多すぎる」


『敵』は背中の三角状の物体から、先ほど町を破壊した水素ミサイルを2発発射された。


ソラ「駄目だ!!」


水素ミサイルに向かって、慌てるソラ。瞬間、水素ミサイルは謎の力により別空間の中に消えた。ソラが刀で空間を切り裂いたのだ。


ソラ「…ルーカス様…俺は…」


口調が戻る。力を一気に解放して、ソラの感情が無くなっていく。


エアリス「惜しかったな。あと少し持てば遊軍が来たであろうものを」


さらに2発のミサイルを発射する。


(….ん?空間を切り裂くじゃと?異空間に肉体が飛ばされたら、わらわは再生できるのか?)


ソラ「…うっ…く、はぁああっ…!!」


体力の限界を振り切り、ミサイルを別空間に入れる。敵の目の前でも、空間を切り裂いた。


ソラ「シュン…無事ですか…ルーカス様…俺は…俺は」


力を解放したソラはだんだんと感情が無くなっていく。
顔を消し飛ばされた『敵』は機能を停止した。体が急激に蒸発していく。頭部にある再生・肉体の制御を司る機関は液体であり、物理攻撃には強い耐性があった。だが、それをまるごと消されたためにすべての機能が失われた。


……ソラは勝ったのである。


ソラ「…シュ…ン…平気ですか…」


真っ先に、ソラはシュンの心配をする。生きていることを確認すると強くハグをした。ルーカスが笑顔でそれを見ている。そしてソラは持っていた傷薬でシュンとルーカスの怪我を治したのだった。