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PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

グリムのお散歩ドレスタニアその2 ガーナとの対面

チュリグ ドレスタニア

グリムはヤミタと別れたあと、能力を使ってドレスタニア国立公園に転移すると、目の前にガーナがいた。


ガーナ「…………驚かんぞ。こんな現れ方をする国はチュリグしか知らないからな…」


唖然としている。今しがた誰かと話していたようだ。


グリム「その割には唖然としているようですが?」


ガーナ「実は驚いた。して、貴女は使いのものか?知らせていただければこちらから出向いたのだが…」


杖をつきながらベンチに腰を下ろす。


グリム「急でしたからね。栽培許可を貰いたいのですが」


ついさっき見た植物の名前達を挙げる。


ガーナ「あぁ、そうか。チュリグは輸入に関して他国より丁寧で感服する。どれも我が国では一般的な植物だ。是非役立ててくれ」


バッグから契約書を取り出す。


ガーナ「毎度お手数をかけるが、いつもの書類だ。後で確認後サインして届けてくれ。」


確認してすぐにサインをした


グリム「色々と栽培してますのでね、毒草の類とかも含めて。」


さらっととんでもないことを言った。


ガーナ「やはりか…サグヌ草の件はルーカスから聞いたよ。まぁ、むしろチュリグの管理下に置いた方がいいのかもしれないな。」


控えの紙を取りだし、ずらして重ね、中指の指輪の印鑑を半分ずつになるように押し、グリムも同じように押すと、控えの紙をグリムに渡す。


グリム「今のところは毒としては使う予定はありませんし横流しの類は見つけ次第消しますからね。そういえばさっきサターニアの男児と会いましてね、シュヴァルツって貴方が飼っている犬の名前でしたよね?」


ガーナ「おぉ、我が相棒をご存じか。ヤミタは一度力を制御できず辛い思いをしてな、孤児故にゼンロに預けたのだが、通常は巨大な犬の姿なのだ。シュヴァルツは親の代わりをしているが、それが何か?」


グリム「王から聞きましてね。……喋れたのですね?先程私が会ったときは能力を使用していたようですが…………クロマに会わないといいですね」


ガーナ「いや、犬の意思疏通だろう…。私には何をいってるかはわからない。クロマ、というのは、先日ベリエラであの化け鮫を引きずっていたと言う女性と同一人物だろうか。私には何故かそんな気がするのだが…(多分チュリグの者だと思ってたし…)」


グリム「犬同士の意思疎通でしたか。その女性ですね。無理に取る趣味こそありませんがやろうと思えばやれるので。飼っている魔物達の性質を全て把握できる程度には頭脳が優れてますしね。魔物にのみ効くカリスマもありますし」


ガーナ「動物は恐怖だけで縛り付けられるものではないからな。あの鮫をも持ち帰れるのだ、相当な信頼があるのだろう。そこで相談なんだが」


手を口に添えて小声で言う。


ガーナ「むしろ、たまに預かってくれないか。相棒もヤミタも、本来の姿でないとストレスが貯まる筈だ…」


グリム「預かるどころかそのまま丸ごと一生飼い馴らしそうですが大丈夫で?」


ガーナ「私の元で無理に束縛するよりは、プロに任せる方が良いだろう。私は以前のように共に戦える身体じゃない。ただ、ヤミタはここが生まれ故郷だから、普段はここで過ごさせてやりたい。シュヴァルツを預け、たまに会いに来てもらう、というのは厚かましいだろうか?」


グリム「可能ではありますが」


ガーナ「そうだな、そちらが良ければ、予定を合わせてゼンロと共にヤミタとシュヴァルツをチュリグへ見学に行かせよう。二匹とも魔物の類いだから、いい経験にもなろう」


少しだけ口元が緩む。


ガーナ「たまに私も会いに行くさ。私も、お互い本来の姿で対話をしたいのだ。」


グリム「王に提案してきますね。そろそろ帰っていると思われますので。」


一旦能力で帰還して数十分後戻ってきて
「許可取れましたよ」そう報告した


ガーナ「…率直に言って羨ましい力だ。」


唖然としている。


ガーナ「さて、時間をとらせたな。私は仕事に戻るとする。仕事が片付いたら、のんびりとチュリグに旅行しにいくよ。よく燃えるスゴいウミウシとやらに興味があるからな。」


胸に手を当ててドレスタニアのお辞儀をする


グリム「食用にも一応なる奴ですか。王達とお待ちしておりますよ」


そういうと、グリムは消えた。ガーナは羨ましそうにその光景を見届けた。