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PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

クレスダズラの使者、チュリグ王に会う。

チュリグ クレスダズラ

ハティ「どこだここは…ヴィダルもシグフルドも居ない…また迷子に…なったのか?いや。そんなはずはない。そんなはずはないぞ。」


グリム「…………迷子の方ですか?」


ハティ「ちちち違う!俺は断じて迷子になどなっていない。はぐれただけだ!」
慌てて羽をバタバタさせる。


グリム「迷子ですね。見当はついておりますが名前と種族と用件をお答えください」


ハティ「違う。迷子じゃないんだ。信じてほしい。種族は有翼人で要件はここにクレスダズラから使者としてきたんだ…」


グリム「使者の方でしたか、名前は?」


ハティ「すまない。慌てていた。ハティという。ミスルラ茶の姉の代わりに使者として来ることになった。ルラ茶っ子わんぱく相撲大会準優勝者だ。」


グリム「ルラ茶……親善大使のようなものでしょうか?」
「申し遅れました、私王の側近で代理も承っております、グリムと申します」


ハティ「ああ。ここに輸出されていると聞いたお茶の名前だ。ルラ茶をアピールしてこいと言われてな。グリムだな。覚えたぞ。王の側近ということは偉いのか?」


グリム「特別偉いということはありませんね。他に数十名ほどいますので。」


ハティ「そうなのか。敬語使った方が良いのだろうか。ヴィダルが居ないとよくわからないから呼び捨てで良いだろうか?」


グリム「呼び捨てで構いませんよ。」


ハティ「ありがとう。グリム。処でヴィダルとシグフルドの居場所は知らないだろうか?王に会いに行く途中だったのだがはぐれたのだ。」


グリム「その方々でしたら既に王宮で王を待っておりますね」
「うちの王は基本的に神出鬼没ですので」


ハティ「そうなのか。俺も王宮に行きたいのだが案内してくれないだろうか…さっきから行けども行けどもそれらしき建物が無いのだ。」


グリム「では行きますか」
謎空間を出現させる。


ハティ「⁉︎なんだこれは!」
驚愕し耳と羽をバタバタさせる。


グリム「空間です、ここを抜ければ王宮にいけるように調整しております」


ハティ「凄いな…どういった魔術体系なのだろうか。時のエレメント?いや、複合しているななんなのだこれは…」
ブツブツいいながら空間を潜る。


グリム「魔術の類ではありません、私独自の能力です。」


ハティ「そうなのか。この大陸にはそういったものがあるのだな。フムフム」頷く。


グリム「着きましたよ」
そこには探していた仲間と空の玉座があった。


ヴィダル「ハティ!あんたどこ行ってたの!」


ハティ「すまない。グリムに連れてきてもらった。王の側近だそうだ」


ヴィダル「すみませんうちの間抜けがご迷惑お掛けして…」
ハティに頭を下げさせる。


グリム「割と慣れておりますので礼はいりません」


ハティ「だそうだ」
自信満々に胸を張る。


ヴィダル「なに自信満々なんだよ!ほんとすみません。処で王はいつ頃ご帰還予定でしょうか?」


グリム、黙って窓の外を見る。


ハティ・ヴィダル 窓の外を見る。


瞬間、窓の外に轟音を伴う落雷が起こる。


ハティ・ヴィダル 「⁉︎」
ビックリしてハティは羽をバタつかせる。


落雷がやむとそれにより生じた黒煙が窓の外を包む。
少し経つと竜巻が黒煙を払い硝子を割った
破片も巻き上げられハティ達は無事である。


ハティ「なにが起きた?天災か?」


ヴィダル「さあ…ちょっとまって!竜巻が!」
驚く二人


グリム「………この者達は平和的な目的で来訪したので」
「その殺気を収めてくださいませ、我が王よ」


ハサマ「ごめんねグリムちゃん!加減間違えた☆」


ハティ「おおおお俺たちはクレスダズラからの使者だ!クレス王とスヴァ=ローグ王の書簡はそこのシグフルドが持っている!俺はお茶の木を持ってきただけだ!」


ハサマ「ああ、クレスダズラかあ!初めまして、ここの王やってるハサマだよ!」


ぱあっと笑いながら足元に竜巻を起こし玉座に着地すると


「それで他の用件は何かな?」


そう尋ねた。


ハティ「はじめましてだ!ハサマ王!ええと友好関係を結んでこいとスヴァ=ローグ王に言われてやってきた処だ!」


ヴィダル「ちょっと!それシグフルドに言わせなきゃダメでしょ!あいつ王子なんだから!」


ハサマ「別に王子じゃなくても大丈夫だよ!」
「スヴァちゃんは元気かな?」


ハティ「そうか。スヴァ=ローグ王は健在だ。ピンピンしているぞ。そうだ。輸出しているお茶の木の苗を持ってきたぞ。めちゃくちゃ高く伸びるが収穫はできるのか?」


ハサマ「そのままでもいけるけど改良すればさらにいいね!」

 

ハティ「ルラ茶の木を好きに改良してくれれば良いとスヴァ=ローグ王は言っていた。高く伸びすぎるから俺たち有翼人しか栽培していないからな」


ハサマ「分かった、ありがとね!」


ニコニコと笑いながらハサマは言った。


ハティ「ああ。用件はこのぐらいだ。この国を観光してかえってもいいか?」


ハサマ「いいよいいよ、ご自由に!」


グリム「……くれぐれも犯罪は起こさないで下さいませ」


ハティ「心得た」


ヴィダル「ちょっと何あんた決めてんのさ!まぁ観光したいけど!犯罪なんてするわけないですよ。謁見感謝致します」


ぺこりと頭を下げる。

 
ハサマ「またいつでも来てね!」


ハティ「ありがとうハサマ王。また来る。」


手を振り帰る使者達。


ニコニコと笑いながらハサマ王は使者達が王宮から出るまで手を振っていた。