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PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

シュンのチュリグ生物生態調査

〜シュンはソラばっかチュリグ調査してずりぃぜ!と、単身チュリグに乗り込んだ。
ただ、シュンはチュリグの調査には慣れていなかった。一応調査内容は、チュリグの生物について、なのだが…〜

 

シュン「生物調査っていってもなんだよー。ヒルにだけは血ィ吸われたくね。うげっ。
そーいや、食えるウミウシってどこだろうなー…」


〜シュンは運良く虫1匹見ることなく、海岸にたどり着いた。〜


シュン「ウミウシっていうだけあって海にいるんだろ!そういや虫1匹見なかったな…?」


波打つ海岸の岩肌に、もぞもぞと白く蠢く影が見えた。


シュン「…げっ。なんかでかいのが動いた気がする…(戦闘態勢を取る。)」


すると白い影は二本の歯磨き粉のような赤白青の縞模様のある肉棘がシュンの足元へと伸びて突き刺さる。肉棘は、全長ゆうに200cmはあろうかと思われる大きなウミウシの棘であった。


シュン「うげーーーっ!デケェーーー!!どうしよう、こんなにでけぇとは思ってもなかったぞ!!」


シュンはそのおぞましい姿と生々しい動き、そして明らかな敵意に、シュンはたった一つだけ残されたとっておきの策を思いついた。


シュン「に、逃げるんだよぉおお!!!」


シュンはなんとか全速力を出して逃げようとするものの、砂浜で本気で走れない。ウミウシは速さこそないが、ジワジワといつまでも近づき距離をつめてくる。


シュン「うわあああ…じっくり迫ってきてるよ…こいつに空手効くかな?この木の棒を槍にして戦うとか??」


シュンは疲れで、戦うことを選択するしかなかった。ルーカスのヤロー!と聞こえた気がする。しかし、威力の吸収率の高そうな柔らかボディには、打撃は通用しないと判断した。


シュン「ぷよぷよしてそーだし空手は効かねぇなこりゃ…木の棒でもぶっ刺して戦えってか?おーヤダヤダ…くだものナイフしかねぇよ!!」


シュンはくだものナイフ(サバイバル用)しか持っていないがそれで戦う決心をした。だが、チュリグの海岸を生き延びる程のウミウシである。シュンは、この生き物には少なからずとてつもない生命力がある可能性を冷静に分析する。


シュン「(いやー、でもアイツウミウシだろ?切れても再生しそうだからなぁー…
燃やすとか…?)」


シュンは様々な策の中で、ウミウシを燃やして倒すことを思いついた。幸いにもルーカスのタバコ用のライターを持っている。皮肉にも丁度今朝ルーカスから、タバコ吸うなよと奪ったものだった…


シュン「ええいっ!(木の棒にライターで火をつけて、火が大きくなった時にウミウシに投げた。)」


ウミウシの身体にまとう体液は、予想以上に燃え移りやすい油分に包まれていた為、瞬時に燃え出した肉棘を必死に振り回し出した。


シュン「おー…効いたー…もっとこの木の棒とかに火をつけて投げねぇとなッッ!」


シュンは木の棒に火をつけて何度もウミウシに投げつけた。焦げるいい匂いがする。ウミウシにクリーンヒットはしなかったものの、少し触れただけの肉棘が一気に燃え上がり、あっという間にこんがりと焼け死んだ。最後の抵抗で肉棘の一部を切り離してシュンの頬に撃ち出したが、狙いはそれて後ろの森の木を四本ほど貫通していった。シュンは気づかなかったようだが、間一髪のところだった。


シュン「な、なんかかすった気がすっけど何とかあいつ倒せたな…あいつは焼き殺せる、と。メモメモ。(メモを取り出して書いている)…どうしよ、これ。」


シュンは巨大なウミウシの焼け死体を見て考えた。ふとルーカスの資料の端っこに、チュリグでは非常食として重宝されている、という一文が添えられていたことを思い出した。


シュン「あっ、そーだ、保存食にできるんだった!とりあえずくだものナイフだけど切り取って、細かく袋に分けてっと…これで今回の調査は終わりか〜?ルーカス、ビビらせやがって〜…写真じゃ大きさ伝わらねーっつーの!」


ぶつくさと文句を言いながらもきっちりと報告書をまとめたシュンは、残った死骸を砂浜に埋めてやり、軽く手を合わせた。


シュン「あーびびった…今度はルーカスと一緒に狩りにいってやるぜ…ルーカス待ってろ、あいつめっちゃデケェよ…」


任務を終えると、シュンはチュリグから一旦去ることにした。途中ですれ違った海パン男がシュンの持つウミウシの切れ端にに拒絶反応を示していたが、シュンはもちろん知るよしもない。ついでにその後、遠くで金髪の女が海パン男を火で少し追い立てていたのを目撃したが、それは完全に別の話であった。