PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

ヴィランズ集会「アンティノメルとチュリグのヴィラン」

メイムは路地裏で数人の男に絡まれていた。

普通の人間なら必死で振り払うか諦めるが
メイムはそのどちらでもない。
いつも通り男達の心中を言うと化け物と罵りながら
メイムの側を離れ別のところに退散すると
メイムはどこへいくでもなくフラフラと歩いている。
そんな中、メイムを見つけた一人の男性が居た。


「アラ…?アナタ…わかるわ。変わったオーラを持っているのね」


白髪の、鬼でもないのに角を持った青年はメイムに話しかけた。青年(ダンテ)は気づいたのだ。メイムが普通ではないことに。
話しかけられるとメイムは立ち止まり
首だけ後ろに回してダンテを見た
「そっちもね」とだけ言った
ダンテはニヤリ、と笑う。


ダンテ「まあアタシも変わってるわね?」


不気味なメイムにダンテは余裕そうに笑う。ダンテは『アンティノメルの神』限定でこの世の裏側を見れる存在だからだ。だが他人の神の作ったものは見れず、メイムの裏は読めない。


メイム「竜になりかけてる精霊アンティノメルの犯罪の元凶世界の裏を見れる」


緩急をつけることなく一気にそんなことを言った


ダンテ「アラ、当たり!凄いじゃないの〜!アタシをそこまで見抜けるなんて天才じゃない!?」


ダンテは本心から笑いながらメイムに話しかけた。この見た目では鬼、妖怪と勘違いされることが良くあるからだ。

「見えるから」とだけ感情を一切つけないで言ったその目は死んでいる。
ダンテはその目、態度にに『どこかで見たことがある』と思いながら話しかけた。


ダンテ「アタシ、ダンテよ。あなたの名前は何ていうのかしら?」


メイム「メイム、人間の幼女。」


ダンテ「へぇ、人間なのね。異常なオーラだったから、他の種族かと思ったわ」

 

ダンテは興味津々にメイムに話しかける。


メイム「よく言われる」


ダンテ「へぇ、よく言われるのね。何でかは知らないけど、アタシがこの世の裏側を見れればアナタがどうして異常なオーラなのか良くわかったのに。」

 

ダンテは、『他人の裏側』だけは見れないのである。


メイム「ただの孤児なんだけど」

 

ダンテ「うーん、孤児っていうだけじゃ分からない何かのオーラを感じるのよ…何なのかしら?」


メイム「何なんだろうね」

 

ダンテ「ま、謎のオーラっていう事で。そういえばアンタ…ヴィランだったかしら?」


メイム「一応。殺人はしないけど。」

 

ダンテ「アラ。アタシとは結構違うのね。よろしくねヴィランのメイムちゃん。
この世界にはあと数名ヴィランがいる筈なのにまだアタシと貴方だけね。」


メイム「そのうち会うんじゃないの、よく分からないけど」


ダンテ「よく分からないわよねぇ。ドレスタニアのヴィランにはまだ会ったことが無いわ。」


メイム「ふーん。私はそろそろ行くけど」

 

ダンテ「行ってらっしゃい、また会いましょ」ダンテはニコリと手を振り、メイムを見送って言った。


メイム「じゃーね、「アンティノメルのヴィラン」。」


それだけ言うとチュリグのヴィランはどこかに行った。