PFCS SS劇場!

パラレルファクター カルティベイトサーバーのSSをまとめるブログです。主にツイッターでのやり取りを纏めます!

魔女みならい

この森も目印くらいつければいいのに。こんなんじゃ、宅配とか使えないだろーにさぁ。たまにはピザとか食べたくならないのかな、精霊って。まぁ、よそと関わる必要がない気楽な生活に憧れがないわけじゃないけど。 でも、毒キノコを使うなら万一のことを考え…

不幸な幸運男。

途方もなく続く砂漠の先にその町はあった。からからに乾いた大地と、半壊した建物。それと眩暈を起こすような火薬の匂い。つい先程まで何かしらの揉め事があったことが伺えるが、ちらほらと見える老人の様子から、それは日常茶飯事の出来事だとわかる。 とも…

精霊長ドミノダーノ・ビスマルク

「カッサンドラ。この世界で皆がまともに生きる為に必要なものとは何かわかるか?」 「金っすか」 「ヌハハハ!!金なんぞがあればまともに生きていられる程な、この世界は優しくねぇよ馬鹿野郎!!」 「事実、自分らまともにメシ食ってねーっすよ……イテッ」ゴ…

【アイラヴ祭】合宿にGO!

タオナン「ねぇ二人とも、『プロアイドル合同強化合宿』って聞いたことある?」 紫電「合宿?それってドレプロがやってるのか?初耳だぜ」 ひとこ「あ、私聞いたことあるよ。ドレプロの天帝候補生達の登竜門、プロ達がアイドルの意識を高めるために他のライ…

手放したくない

おやつのことを考えていた。 ウチが無理矢理血を吸って、そのまま勝手に拾ってきた人間。名前も知らなければ年齢も知らない人間。……なんの力も秀でた能力もない、ただごく普通の人間だった。 おやつはウチに何も聞いてこない。男爵のやつからも何も聞かない…

余ではない

「入るわよ、サン」 ドア越しに反響するノック音と、弾むようで愛らしい声が響く。この薄暗い城の地下、元はベルモット家の人間が戦時、籠城する為に作られたという身を隠すためだけの生気の感じない空間。椅子と机、引き出しのついた大きな書棚。薄く張られ…

殺めていない。

……この身体になって以来、初めての暴走だった。意思と関係なく魂みたいなのが、まるで別の何かみたいに潤いだけを渇望した。ウチが血を動かしたのではなくて、血がウチを利用していた。その感覚はこの身体が器としての役割しかなく、もう、ウチに自由なんて…

お城の不思議

「メルバ様……」 毎日自然と行われる、朝の食事の時間。僕が起きるころにはメルバ様はもうとっくに起きていて、僕が起きたことを確認するとすぐ朝ごはんの支度をする。その流れがあまりにも自然で、心地よく、何も知らないのについ従ってしまう。 食事中の会…

鬼ちゃんの秘密

今日は鬼のあの子がなんだかしおらしい。寝ている間に何かあったみたいだけど、女の子の事情は複雑だし、聞いて良いことなのかどうかわからないから尋ねないことにした。 でも、落ち込んでいる顔はあんまり好きじゃない。僕としては機嫌が悪くて八つ当たりし…

フリーダム博士

テルー「ちょっといいかね……」 ティナ「はい!何かお求めですか?」 テルー「このハニデビハニーの味を見たいのだが……」 ティナ「えぇ、それは今朝とれたばかりのハニーです。甘くて口当たりに優しい味ですよ!」 テルー「今朝……?君……ハニデビハニーを混ぜ…

テルー博士にインタビュー

ヴァニタス「こんにちははじめましてお時間よろしいですか」 テルー「なんだね……どこかで会った記憶があるが……」 ヴァニタス「失礼しました私歴史研究家のヴァニタスと申します」 テルー「あぁ……君か……。参考文献として論文に目を通した事があったな……」 ヴ…

屍人、鬼ちゃんの憂鬱

「おやつ。おい、寝たのか?おやつー。……ったくウチの気もしらねーで呑気に寝やがって。お前立場わかってんのー?……なんてな」 屍人は寝ない。四六時中起きてるが、この時間は外に出たくない。っつーか、寝ている間にもしおやつが誰かにとられたらウチが困る…

テルー博士と一号二号。

テルー「君……」 新入り(男)「ん……?どうしたのぼく」 テルー「見ない顔だが……」 新入り(男)「今日来たばかりなんだ、よろしくね。ねぇ君、テルー博士ってこの時間どこにいるかわかるかな」 テルー「何か用かね……ふあぁ……」 新入り(男)「初めて赴任してきたも…

聖騎士ルフィール&セピアート

セピアート「ルフィール」チャキン ルフィール「帰って」ガン セピアート「君なぁ……まだ何も言ってないだろ……」ガンッガンッ ルフィール「貴方の言いたいこと、わかる」シュッ セピアート「なら言ってごらんよ」キンッ ルフィール「『結婚しよう』」ギャンッ セピアート…

余は考える。

「余である」 「あら、おはよう、サン」 「メルバ。余は戦乱の最中にてこの国に亡命してきた故に、この国について何も知らないのだ。故に余は考える。生きるためにどうする、ではなく、どうする為に生きるのか。生への意味を見つけたい」 「ようするに、世界…

聖騎士対話

カリソン「ダメだ、やはり俺は看過できない。このままではこの国は腐る一方だろう!我らは何のための聖騎士か!!」 ルマンド「まぁ待ちなってカリソンの旦那。おたく、陛下の話になるとすぐ激昂してちゃ会合の意味無いっしょ」 カリソン「貴様は何故そこま…

【学園】海アフター

キリコ「っだー!!なんでアタシの水着絵が無かったんだぁー!!そんなにアタシの色気は期待されてないってかー!!チクショー!!」 エスヒナ「リコちゃんどうどう。水着絵……?」 キリコ「く……まだ諦めるものか……!次は夏祭りがある!!浴衣がまだ残ってる……

【学園】道場破り

ヒストプラズマ「なんでぇなんでぇ、これがカラテェィのドージョーって奴かい?おーおー盛り上がりにかけてやがる!」 ソテツ「な、なんだあんたは!ここは空手部の訓練場だ!土足で上がるな!!」 ヒスト「ワォ、こいつぁすまねぇ!しっかし勝手がわからんってんだ…

記憶を捨てた男

目が覚めると、俺は砂だらけの砂漠に居た。 身体のあちこちは埋まり、手足の痺れと喉の乾きが思考することを許さなかった。 訳もわからずただ一人、砂漠の真ん中で倒れていた。日が暮れるまで、俺は動かなかった。 気温が下がると頭が冷え、徐々に色々と思い…

【アイラヴ祭】同期の桜

しずく「烈火さんいっつもあの子に夢中で連コですよぉ……夢來ちゃんさん~……」 夢來「そうですね……やだ、鬼の私でも眼が緑になっちゃう……」 しずく「このままじゃ私たち積みゲーにされちゃいますぅ……レイズされたらドロップしちゃいますよぉ~……」 夢來「え、…

【アイラヴ祭】こはねの『いつも通り』

こはね「~♪」 常務「どうしたこはね。珍しく嬉しそうじゃないか」 こはね「常務さん、おはようなの……。いつも通りなの……ふふ……」 常務「そうか。いつも通りなのは良いことだ。アイドルは常にいつも通りが良い」 こはね「はいなの!」 常務「(それがこはねの…

稲妻海賊団のカルヴァトス探検記

お宝を匂いで探すことのできる狼型のサターニアのヤミタと、その付き人であり刀の達人でもある老人ゼンロを仲間に加えた紫電率いる稲妻海賊団一行は、ドレスタニア大陸の西側、カルヴァトス地方に到着した。今日の船番は床に埋まっている金弧ととばっちりを…

ドレスタニアの血

エリーゼ「……!!が、ガーナ様、珍しいですね……こんなところで……」 ガーナ「エリーゼか。毎度ご苦労な事だ……。そんな誰にも好かれんような元国王の墓なぞ、雨ざらしで充分だ。拭く価値もない」 エリーゼ「まったく、亡くしてなお悪態つきに来る程嫌いですか…

【アイラヴ祭】ランの『お友だち』

ラン「……」 こはね「……ラン、はじめましてなの……。ランも、お墓参り……?」 ラン「……えぇ。今日……お友だちがここに来るように教えてくださいまして……」 こはね「お友だち……?」 ラン「はい。かけがえのない……お友だちです……」 こはね「……ランは、私に会いに来…

【アイラヴ祭】お墓参り

ひとこ「三人でお買い物するの、なんだか久々だね」 タオナン「それぞれ歌詞とかで忙しかったものね。ま、プロになったら本当にこんな暇ないわよ」 紫電「だからこそ、俺たちは一緒にいられるときを大事にしようぜ。三人揃ってユニットだ」 ひとこ「そうだね…

ドランカーズ・ハンターズ

とある干からびた町に、好きに暴れる鬼がいた。勲章のように身体に傷痕を這わせ、恐れおののく人間を片腕で軽々と数人持ち上げるような巨漢の化け物だった。その町は鬼に牛耳られ、人々はその鬼の為に働き、貧しい生活を強いられていた。 町の人々は他の町に…

【アイラヴ祭】序列六位『琴浦蘭』

ラン『レン……変なのが見えるの……怖いよ……』 レン『また?……いい?ラン、君に何か怖いものが見えたとしても僕が側にいる。僕は負けないよ。ぜったいだ』 ラン『……でも……もしレンが負けちゃったらどうするのです……?』 レン『そのときはそのとき。ランが強くな…

【アイラヴ祭】最後の約束

ひじき「……そう。本当にあの子なのね……」 セレア「うむ。確かに伝えたのじゃ。……それで、どうするのじゃ?」 ひじき「決まってるじゃない。……あの子には、全身全霊で応えるわ」 セレア「ひじき……」 ひじき「約束だったわよねぇ……。まさか、こんな日が来るな…

【アイラヴ祭】『第六感』

常務「蘭、蘭はどこにいる!!目白は!!」 鶯谷(デブ)「か、帰ったっすよ……どうしたんすかいきなり……」 常務「馬鹿者……!!クソ、ひじきにも連絡をとれ!!今すぐにだ!!対バンの件は中止だ!!急げ!!」 鶯谷(デブ)「えぇ!?って、対バンなんて聞いてな…

【アイラヴ祭】女の勘

大塚P「ひじきちゃん、大変なことになった……。君に対バンの申請が来てるんだ。ただ、ちょっとこれはヤバイ気がするんだ……」 ひじき「んもう、朝からなによぉ……対バン?今は謹慎中じゃなかったのぉ?」 大塚P「わぁすごい。ゲームしながらこたつで寝落ちした…